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2020年度の小学校におけるプログラミング教育の必修化を見据えて

シャープ、姫路市の学校にロボホンと電子黒板を納入

2019年01月11日 20時30分更新

文● 南木義隆

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 シャープは1月11日、兵庫県姫路市教育委員会に向けてコミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」74体と、学校向け65型電子黒板「BIG PAD Campus」1270台を納入したと発表。

設置イメージ

 ロボホンは2016年に発売した二足歩行可能な小型のヒューマノイド型ロボット。ユーザーの顔識別や、音声対話が可能。2018年には広島市、広島大学と共同で、東広島市の小学校にてロボホンを導入したプログラミング教育の実証授業を実施した。

 今回は姫路市の各学校でロボットの操作やロボットとの対話を通じて生徒が興味を持って主体的に学べる環境を作り、プログラミング的思考の育成に貢献すのが狙い。電子黒板をパソコンやタブレット端末と連携させることで、教師と生徒が双方向にコミュニケーションしながら学習できる環境作りのサポートも考えている。

 姫路市内の市立小学校全68校のほか、義務教育学校(前期課程)1校、市立高等学校3校、および姫路市立総合教育センターの計73施設。設置完了時期は1月末予定。順次運用される。

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