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「スマートスタジアム構想」

楽天グループ、スポーツ観戦時の完全キャッシュレス化へ

2019年01月11日 11時40分更新

文● 松本塁

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 楽天と楽天野球団、楽天ヴィッセル神戸は1月10日、完全キャッシュレス化するスマートスタジアム構想を発表した。東北楽天ゴールデンイーグルスのホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」とヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」において、開幕戦から順次対応する。

売り子販売での「楽天ペイ」による支払いの様子

 チケットや飲食、グッズなどスタジアムで購入できるものは、現金決済に代わり原則すべて、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」、電子マネー「楽天Edy」、「楽天ポイントカード」、「楽天カード」や各種クレジットカード、「楽天銀行デビットカード」などでの決済となる。また、完全キャッシュレス化にあたり、来場者のサポートや一定条件・期間でビールが半額になるなどのキャンペーンを予定している。

売り子販売での「楽天Edy」での支払いの様子

 いずれも楽天スーパーポイントを貯めることができるほか、小銭を探す手間や釣り銭の受け渡しのミスもなくなるため、よりスムーズに会計を済ますことができる。また、日本のキャッシュレス比率が先進国の中でも低い区とが指摘されていることから、こうしたキャッシュレス決済に触れる機会を創り出して普及を後押ししていきたいと考えているそうだ。

スタジアム内各所に「楽天Edy」のチャージ機を設置

 今後もキャッシュレス決済を促進し、サービスの向上と利用可能箇所の拡大を図るとのこと。

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