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TOEICハイスコアなのになぜ話せない?

3ヵ月で習得! 外国人を説得できるビジネス英語

2019年02月08日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII 撮影●髙橋 智

提供: 恵学社

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ENGLISH COMPANYは2018年12月、「上級者向けコース」を正式リリースした

実績を誇るENGLISH COMPANYが設置する上級者向けコース

 TOEICのスコアが800点以上なのに、いざネイティブスピーカーを相手にすると、どうしても上手くコミュニケーションが取れない――。このような人の課題に対処すべく「StudyHacker ENGLISH COMPANY(以下、ENGLISH COMPANY)」は上級者向けコースを設置した。

 ENGLISH COMPANYは、教育系のスタートアップ企業の恵学社が、2015年に設立した英語のパーソナルトレーニングジムのことだ。わずか90日間で、500点台だったTOEICのスコアが800点を超える――そんな修了生を数多く輩出していることから注目を集め、今や全国に14ヵ所あるスタジオはどこも定員満了。

 常時600人を超える受講希望者が待機しているほどの人気ぶりである。

 ENGLISH COMPANYが、TOEICの劇的なスコアアップを可能にしているのには理由がある。「第二言語習得研究」に基づくメソッドと、それを実践するトレーナーの存在である。第二言語習得研究とは、言語学や脳科学、心理学、教育学などを領域横断的に統合しながら、人間が母語以外の言語(第二言語)をいかに習得していくのか、そのプロセスやメカニズムを科学的に解明することを目的とした学問のことだ。

 世の中には、科学的根拠をまるで欠いた単なる個人の経験則に基づく英語上達法が横行しているが、それらとは明確に一線を画し、言語習得に関する科学的な知見に基づいているのがENGLISH COMPANYなのである。そこが設置している上級者向けコースとなれば、どこにでもあるような、ありきたりなものでないことは言わずもがなだろう。

ビジネス英語とは「相手を説得する英語」のこと

 ENGLISH COMPANYが設置している上級者向けコースには、次のようなタイトルが付いている。

人を「説得する」ためのビジネス英語コース

 おそらく少なくない数の英語上級者が、その習得を心より望んでいるであろうビジネス英語。だが、ビジネス英語とは何なのか? 頻繁に目にし耳にする言葉だが、様々に解釈される曖昧模糊とした言葉でもある。ENGLISH COMPANYを運営する恵学社の代表、岡 健作氏は次のように指摘する。

 「ビジネスシーンにおける英語の表現は、正確で分かりやすくなければなりませんが、かといってビジネス英語専用の文法などというものがあるわけではありません。ならば、ビジネスシーンに登場するであろう各種フレーズのことなのでしょうか? それを覚えることが、すなわちビジネス英語を学ぶことなのでしょうか?」

 確かにビジネス英語の講座といえば、ビジネスシーンを模したロールプレイを実施して、そこで交わされるであろう英語のフレーズを繰り返し練習させられるのが一般的だ。担当する講師も、過去に外資系企業で英語を駆使してバリバリ働いていた経験を持つから、ビジネス英語はお手のものと主張したりする。

 受講生はひょっとするとこうした場面があるかもしれない。ロールプレイを数限りなくやっていけば、いつかはビジネス英語が身に付くかもしれないと期待する。しかし、このような勉強法では、限定的な効果しか期待できない。想定されたシーン以外の場面に出くわした途端、手持ちのフレーズがなくなるからだ。そして、想定外のシーンにしばしば出くわすのがビジネスの現場にほかならない。

 講師も同様である。英語を駆使してバリバリ働いていた外資系企業が、たとえば金融関係なら、金融業界で交わされるであろうフレーズには明るいかもしれない。だが、受講生が鉄鋼業界の人間だったら? 放送業界の人間だったら? 応用できることは限られるだろう。

 フレーズをひたすら覚えていくような表層的な勉強法では、いずれ限界が訪れる。どんなビジネスシーンでも応用が利くような英語力を身に付けるには、もっと根本的なところを学ばなければならない。

 では、ビジネスにおいて英語でコミュニケーションを図ろうとするとき、もっとも重要なことは何か? 恵学社代表の岡氏は、これを「相手を説得する英語力」だと言う。

 「ごくシンプルに言えば、ビジネス英語とはビジネスでのコミュニケーションを英語で行うという、ただそれだけのことです。では、ビジネスのコミュニケーションのコアとはなにか、ということを考えれば、それが商談にしろプレゼンにしろ、会議にしろ『相手を説得する』ということに集約されます。ですので、私たちはビジネス英語を『相手を説得できる英語力』と置きました」

 相手を説得する英語力を身に付けるためには、どのようなスキルが必要となるのか? 上級者向けコースでは、週1回、全12回の講座を通してこれを身に付けていく。

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