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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第25回

サブスクリプションサービスの下地作りか:

アップルがAirPlay 2対応テレビを増やすワケ

2019年01月09日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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●AirPlay 2対応テレビが続々登場

 アップルがCESに出展しないと書きましたが、CESに合わせて新たな機能がアナウンスされました。AirPlay 2はHomeKitとともに新たに用意された、iPhoneやiPadと様々なデバイスの連携を取り持つ機能です。

 そのAirPlay 2のページの英語版に、「Coming Soon」として、新たにスマートテレビやiPhoneの画面でのコントロール機能、そしてSiriによるテレビのコントロールの機能がアナウンスされました。

 AirPlay 2はこれまでオーディオを再生するスピーカーのラインアップが充実してきました。しかし半年遅れていよいよビデオ、テレビの機能に対応したデバイスが登場することになります。

 LG、サムスン、そしてビジオ(Vizio)など、米国で人気のある高機能スマートテレビメーカーがAirPlay 2対応を打ち出しました。しかもiTunesの映画やドラマといった映像コンテンツも、テレビだけで利用できるようになるとしています。

 これにより、Apple TVを追加しなくてもiPhoneと連携させたアップルブランドのエンターテインメント環境を実現することができるようになります。

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