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ViewSonicの4K HDR対応31.5V型ディスプレーをレビュー!

4K HDR対応で映画もゲームも大満足できる液晶ディスプレー「VX3211-4K-MHD-7」

文●鳥居一豊 編集●アスキー編集部

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ViewSonicの4K HDR対応ディスプレー「VX3211-4K-MHD-7」は、基本性能の高さに加えコスパにも優れている

4K HDR対応かつコスパも高い
液晶ディスプレーVX3211-4K-MHD-7

 パソコン向けディスプレーの世界でも、4Kディスプレーがメインストリームとしての地位を築きつつある。しかし、本格的な4K HDR対応となると、価格も高価になりがちで、単純に「これまで使ってきたディスプレーと置き換える」というわけにはいかなくなる。

 20~30V型となると、解像度は4KでもHDR非対応だったり、画質的には不満も多いTN方式パネルだったりと、ディスプレー用途として物足りないものが多い。

 そんななか4K HDRに対応するViewSonicのVX3211-4K-MHD-7(実売価格5万4000円前後)は、この年末年始にオススメ度ナンバーワンのPCディスプレーと言えるだろう。

VAパネルの採用をはじめ
広色域、応答速度で高いスペックを実現

 ViewSonicのVX3211-4K-MHD-7は、31.5V型の液晶ディスプレー。解像度は3840×2160の4K解像度で、パネルはノングレアタイプのVA型液晶を採用する。視野角も十分で高いコントラストを実現している。

 色再現でもNTSC比95%の広い色域の再現が可能。しかも応答速度は3ms(オーバードライブ時)、パソコン側のビデオカード出力と同期してスムーズな映像を表示できるAMD FreeSync対応、1920×1080信号入力時は85Hzの入力にも対応するなど、ゲームにおいても頼りになる。

 入出力端子はHDMI 2.0(HDCP2.2対応)が2系統、DisplayPort端子は1系統、外部スピーカー用の音声出力端子(ステレオミニ)1系統。装備としてはシンプルだが、肝心なディスプレー性能に重点をおいて、他の機能を潔く省くことで高いコストパフォーマンスを実現している。もちろん、保証期間はパネルバックライトを含めて3年間とするなど、アフターケアも十分だ。

VX3211-4K-MHD-7の外観。ベゼルの細いスマートなデザインを採用。スタンドも細身ですっきりとした印象だ

VX3211-4K-MHD-7の背面。厚みを抑えた上部にはVESAマウンドを装備。回路基板などを備える下部に操作ボタンや接続端子類を備える

VX3211-4K-MHD-7の入力端子部。HDMI2.0端子×2、DisplayPort端子×1、音声出力端子×1を備える。入力端子などの装備はシンプルだ

 1mほどの近接視聴で試したが、31.5V型だとなかなか大画面感がある。といっても、画面の右端や左端を見るために視線を動かすほどに巨大なわけではないので、ひとめで画面全体を見渡すことができ、机に置いて間近で見るディスプレーとして十分に使いやすい。

 画質モードは、6つのプリセットがあり、「Game/Movie/Web/Text/Mac/Mono」から選ぶことができる。使用するアプリケーションなどに合わせて使い分ければ、より最適な画質が得られる。

背面にヘッドホンを掛けられる。ゲーミング用途などで有用だろう

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