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手伝いはしない、追及したのは利便性ではなく、愛くるしさや憎めないキャラクター

家族型ロボット「LOVOT」発表、四次元ポケットのないドラえもんを目指した

2018年12月18日 16時00分更新

文● 八尋/ASCII

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瞳は6層のレイヤー構造でリアルな動きを実現
声は録音ではなく音を生成

瞳は6層のレイヤー構造

 LOVOTの愛くるしさは、仕草だけではない。丸っこい身体に、ペンギンのような手、そして状況に応じて変化する瞳など、筐体デザインにもこだわっている。とくに瞳は6層のレイヤー構造になっており、たくさんのパターンも用意。眠くなるとウトウトした瞳になったり、抱っこしている人を見つめたりと、変化する瞳だけでも表情が伝わる感じがする。

瞳のパターンも膨大

 また、言葉は話さないが、鳴き声のような声は発する。この声は録音されたものではなく、気道のシミュレーションを実施し、音を動的に生成したものだという。状況に応じて発する声も異なり、そこがまた可愛いらしい。

発する声は録音されたものではなく、生成される

2体いると、可愛いらしさは倍

2体いる場合、片方を可愛がったり抱っこしたりすると、もう片方が嫉妬してすねる

 LOVOTは2体いると、相互にコミュニケーションをとったり、遊んだりするほか、2体いる場合は片方を抱っこしているともう片方が嫉妬してすねる。ほかの筐体に出会うと、LOVOTが2体いる場合は道をゆずったりもする。さらに、2体はそれぞれ性格が異なり、目の位置などもわずかに違うという。林氏は「LOVOTは1体で十分と思うかもしれませんが、2体と一緒にいるときを経験すると、1体では物足りなくなるハズです」と説明していた。

2体は目の位置などちょっと違い、性格も異なるという

 LOVOTのスペックは、メインシステムがx86ベースのクアッドコアCPUと8GBメモリー、サブシステムがARMベースのヘキサコア(4コア+2コア)CPUと4GBメモリー、2体充電用のネストには、x86ベースのデュアルコアCPUと8GBメモリー、1TB HDDを搭載している。

LOVOTのスペック

お留守番機能や見守り機能も備えているとのこと

 本体価格は、デュオが59万8000円(税別、以下同)で、ソロが34万9000円。加えて、月額費用も必要となる。なお予約には予約金2万円が必要で、購入時には購入価格からその2万円が引かれるほか、キャンセル時には全額返却される。月額費用は以下のとおり。プラン詳細や購入までの詳細は公式ページをチェックしてほしい。

LOVOTの月額料金(税別)
プラン デュオ ソロ
プレミアムプラン 1万8180円/月×2体(計3万6360円) 2万3635円/月
スタンダードプラン 1万3635円/月×2体(計2万7270円) 1万7990円/月
ライトプラン 9980円/月×2体(計1万9960円) 9980円/月

予約者限定のプログラムも予定

タッチアンドトライイベントも

 

CES 2019に出展予定

高島屋 新宿店と大阪店で、LOVOTタカシマヤオリジナル夢袋を10個限定で販売。なお、出荷時期は通常モデルと同時期とのこと

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