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週アス読者が選んだナンバーワンのゲーミングノートPC

祝2018年ASCII BESTBUY AWARDグランプリ=年間最強PC受賞のRazer Blade 15の凄さを目一杯語る

2018年12月17日 11時00分更新

文● みやのプロ 写真●高橋 智 編集●三宅

提供: Razer

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だれもが欲しくなるデザイン
もはやゲーミングノートでは括れない

 Razer Blade 15の超グッドデザインの筆頭はまず「完全フラットな天板」です。2017年まではクルマのボンネットのような曲面を使って強度を保っていたのですが、今モデルでは「完全フラット」となりました。それはもうモノリスといっていい平面です。

完全にフラットな天板がモノリス感を高めております。

 ボディサイズは355×235×16.8ミリで、前14型モデルの345×235×17.9ミリと比べると、横幅は10ミリ長くなっていますが、奥行きは同じで、厚みは1.1ミリ薄くなっています。

 他社のXPS 15やZenBook Pro 15、GS65などのGeForce内蔵15型ノートのどれよりも3サイズが小さいのです。まさにメーカーがうたう世界最小の15型ゲーミングノートです。

 天板に加えて、デザインを際立たせているのが、四辺の切り立った「カド(角)」です。まさに直角でございますといわんばかりの直角。手がキレそうなほどの直角です。

この切り立った「カド」こそがモノリスの証ですね。

 そこから下がまた平面なのだ。四隅は少し丸みを帯びているのだが、閉じた状態で机上にある姿はまったくもってモノリスなのでございます。

 手前の部分には少し切り込みがあって、そこに指をかけて液晶を開くと、またそこはフラットでスクエアで直角の世界です。キーボード面のカドも天板と同様の直角ですがすがしいですね。

超狭額縁のおかげで、14型ボディがほぼそのままで15.6インチ液晶が収まっています。

 液晶側は左右が4.9ミリという超狭額縁でこちらにはフチがありますが、ソリッド&スクエアなデザインは保たれています。フチはキートップが液晶画面に当たらないためのデザインです。

 昔から、黒くて四角いノートPCが好きだったおじさんたちみんながカッコイイと思うデザインなのである。

どこから見ても直線と平面の構成が存在感をきわだたせております。

最先端の冷却システムを
ノートPCに投入してしまったのだ

 モノリスなボディをデザインするだけなら、どのメーカーでも可能ですが、この薄いボディに最強のノート用CPU&GPUを封入しているというのがRazer Blade 15の魅力なんですよね。CPUはもちろん第8世代のTDP45Wであらせられるi7-8750Hです。通常のUプロセッサーの4コアとは違い「6コア12スレッド」で標準クロックが2.20GHz、ターボブーストで4.1GHzまで回ります。

 GPUのほうはというと、ついに「1070」系が搭載されました~。この5年間、搭載していたのはずっとGTXの「1060」系でしたが、MAX-QデザインとはいえGeForce GTX1070+8GBVRAMを選択できるのは大きなできごとです。

こちらが中身となっております。

 なぜ、こんな薄いノートPCに、17インチ重量級ゲーミングノートと同じCPU+GPUを内蔵できるのかというと、熱を「集める」「逃がす」「漏らさない」の3点が刷新されてるからです。

 まず集める部分では、「ベイパー・チャンバー」という方式を採用しています。これは従来のような金属棒ではなく,中空の金属板に液体を封じ込めて、対流によって熱を移動させるというもの。単なる金属の伝導ではなく、液体が高温部と排熱部を回流して熱を運んでくれるのでより効率的なんですね。

これが恐怖の「ベイパー・チャンバー」ユニットです。この板の中に液体が流れております。

 そして逃がす部分も新設計で、空気に熱を放出するためのフィン(ラジエター)と、そこに風を当てるための大型の回転ファンで、高い効果を実現しているのだ。

 漏らさないの部分では、「新素材の断熱シート」を、発熱するチップの上下に配置して、ボディにそれが伝わるのを防止し、キーボードや底面が過熱しないようになっている。徹底した熱対策が、新しい薄型ノートのカタチを決めたのだ。

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