このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第288回

iPhone 5sやiPhone 6でも使えるiOS 12の便利テク

2018年12月15日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 最新のiOSのバージョンは12。まだ古いiOSを使っている人は、すぐにアップデートすることをオススメする。最新のiPhoneでしか使えないと勘違いしている人も多いが、もちろん古いiPhoneでもOSをアップデートできる。しかも、iOS 12は、iPhone 5sまで対応しており、サポート期間が長い。iOS 12にはしているものの、特にこれまでと変わらないのでは? と思っているなら、それももったいない。今回は、iPhoneの最新OS、iOS 12で使える便利テクニックを紹介しよう。

iPhone 5s以降のiPhoneユーザーはすぐにiOS 12にアップデートしよう! ちなみに写真はiPhone 5s

iPhone 5sでもiOS 12にするだけで
端末のパフォーマンスが改善される

 iOS 12の対応機種は最新のiPhone XS/XS Max/XRを含め、iPhone X/8/8 Plus/7/7 Plus/6s/6s Plus/6/6 Plus/SE/5s、iPad Pro(12.9型の第1~第2世代/10.5型/9.7型)、iPad(第5~第6世代)、iPad Air 1~2、iPad mini 2~4、iPod touch(第6世代)となっている。

 昨年のアップデートで、iPhone 5のサポートが外されたので、今年はiPhone 5sが外されるのかと思いきや、生き残ったのはうれしいところ。コンパクトサイズが好み、もしくはお財布の事情でiPhone 5sを使い続けているユーザーには朗報だ。まず、最新のOSは機能が多くて、重くなっているのでは、という疑問に対して回答すると、重いどころかパフォーマンスが向上するようになっている。安心してアップデートしてほしい。

 とはいえ、手元のiPhone 5sをアップデートしようと思ったら、Apple IDの認証やOSのアップデートではじかれてしまう。いろいろ調べたのだが、結局はPCにUSBケーブルでつないで、iTunesからリセットをかけてiOS 12をインストールした。もし、古いiPhoneのアップデートで困ったら参考にしてほしい。

 ちなみに、Appleは2018年末までiPhone 6以降のバッテリーを交換するプログラムを実施している。筆者も、iPhone 6以降の4台をすべて交換に出したが、iPhone 5sは対象外だった。そこで、どのくらい劣化しているのか確認しようとしたら、iPhone 6以上でしか表示されないとのこと。微妙な感じで外されて悲しい……。

 iPhone 5sをiOS 12にしたところ、当時よりもスムーズに操作できる。周りにもサクサク動くといった声も多く、パフォーマンスが向上しているのは確かなようだ。

iPhone 5sを無事iOS 12にアップデートできた

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン