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今組むゲーミングPCにRyzen 7がオススメなワケ

Ryzen 7は9900Kの差額分で高性能GPUを加えてゲームも快適に!

2018年12月18日 11時00分更新

文● AMD HEROES編集部

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この記事は、AMDのファンサイト「AMD HEROES」に掲載されている記事の転載です。

 メインストリーム向けCPUとして初めて8コア16スレッドを実現したAMD「Ryzen 7」シリーズに続いて、インテルも8コア16スレッドになるCPU「Core i9-9900K」を投入。これにより、メインストリームの自作PCは、物理8コア時代に突入した。CPUのコアが多いと複数作業が快適になるため、ゲームプレイ中の録画や実況配信に向く。そのため、PCゲームを快適にプレイしたい人はそうしたメニーコアなCPUを狙っていきたい。

AMDとインテル共にメインストリームのCPUは8コア16スレッドCPUになった。価格面ではRyzenが圧倒的に有利だが、パフォーマンス面では後発のインテルの方が優勢だ

予算20万円以上が必要なi9-9900Kゲーミング構成

 とはいえ、一般的にゲーミングPCを組む際の予算は、税込20万円前後がひとつのラインになっている、CPUに「Core i9-9900K」を据えてしまうと、16スレッド、ハイクロック動作に必要な電力供給するために強化された電源回路を備えるZ390チップセット搭載マザーボードに、安定して全コア負荷時に4.7GHz前後で動作させられる高い冷却性能を備えるCPUクーラーと、肝心のGPU以外に予算を割く必要性が出てしまう。

 PCケースや電源ユニットなど次第ではあるが、ザッと計算すると、選べるのはNVIDIA「GeForce GTX1060 6GB」を搭載する3万円前後のビデオカードになる。

 この「GeForce GTX1060 6GB」は、カジュアルゲーミングには十分な性能を備えているが、これからゲーミングPCを組むなら、ゲーム描画をより実写に近づける最新技術リアルタイムレイトレーシングに対応するNVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 20」シリーズを搭載したビデオカードで組みたいのが、ゲーマー魂というものだ。

Windows 10に最新のアップデートを適用することで、「DirectX Raytracing(DXR)」に対応。あとは、対応ゲームと「GeForce RTX 20」シリーズを用意すれば、実写並みの描画を体験できるようになる

「バトルフィールドV」の「最高」画質設定(DX12)で、DXRを有効にした状態。爆発したトラックの炎が、視界をはじめ、水面や銃身などに映り込んでいる

DXR無効状態。画質の違いは一目瞭然だが、左上のフレームレート(D3D12)にも注目で、DXR有効時の負荷の高さがわかるだろう

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