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NASA探査機「オシリス・レックス」、小惑星ベンヌに到着

Charlotte Jee

2018年12月05日 06時20分更新

記事提供:MIT Technology Review

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NASAの宇宙探査機、オシリス・レックス(Osiris-Rex)が小惑星ベンヌ(Bennu)に到着した。太陽系の成り立ちの手がかりを発見できる期待を胸に、間もなく岩石の調査を開始する。

オシリス・レックスが2年の歳月を経て、米東部時間3日正午過ぎにベンヌに到着した。NASAとして初となる、小惑星の岩石サンプルを地球に持ち帰るミッションに挑む。さらにベンヌは、これまであらゆる探査機が周回してきた惑星の中でも最小の惑星である。

オシリス・レックスは、約1.6キロメートルの軌道からベンヌを観測した後、2020年7月、ベンヌに着陸し、岩石を採取する予定だ。アームでサンプルを掴めるように、窒素ガスを使って岩石を含む表面の物質を吹き飛ばす。最初の試行が失敗したとしても、探査機には3回分の試行に十分な窒素ガスが積まれている。オシリス・レックス(Osiris-Rex)は、Origins(起源)、Spectral Interpretation(スペクトル解釈)、Resource Identification(資源識別)、Security(安全)、Regolith Explorer(地表探査機)の略で、2023年9月にサンプルを地球に持ち帰る予定だ。

小惑星ベンヌは、45億年前の太陽系形成時の状態が残っていると考えられており、炭素が豊富な原始的な小惑星だ。ベンヌは地球の軌道と火星の軌道間で軌道を変化させており、正式には「地球近傍小惑星(near-Earth asteroid)」と呼ばれている。幅は約488メートルで、おそらく20億年前に火星と木星の間にあった大きな小惑星が壊れて分離したものだと思われている。

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