このページの本文へ

HUAWEI MateBook X Pro ロードテスト 第4回

これだけ揃えたらデスクトップ機はもう不要!

ファーウェイ「HUAWEI MateBook X Pro」をデスクトップ機並みに強化する周辺機器

2018年12月13日 11時00分更新

文● 鈴木義孝 編集● ASCII編集部

提供: ファーウェイ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

筆者は自宅では、HUAWEI MateBook X Proを43インチの4Kディスプレーに接続して、このようなスタイルで試用している。ディスプレーを閉じれば、まるでデスクトップPCで作業しているような快適さだ



HUAWEI MateBook X Proの使い勝手をさらに向上させるアクセサリーを厳選紹介

 13.9インチの大画面ディスプレイ、キーピッチ約19mmで打鍵感のよいフルサイズ日本語キーボード、Thunderbolt 3×1、USB Type-C×1、USB Type-A×1の新旧揃えたインターフェースなど単体でも使い勝手のよい「HUAWEI MateBook X Pro」だが、アクセサリーを追加すればさらに生産性、快適性を向上させられる。今回は、長期レポートでHUAWEI MateBook X Proを日常的に試用していて、筆者的に相性抜群だなと感じたアクセサリーたちを紹介しよう。

インターフェースを大幅に増やすUSB-Cハブは必須装備

 Thunderbolt 3×1、USB Type-C×1、USB Type-A×1と豊富なインターフェースを装備するHUAWEI MateBook X Proに、さらにSDメモリーカードスロット、USB Type-A×3、HDMI端子を追加できるのがUSB-Cハブ「HooToo USB Cハブ」。デジカメやビデオカメラとのデータのやり取りにSDメモリーカードスロットは活躍してくれるし、プロジェクターやディスプレーと接続する際にはHDMI端子が重宝する。

 キーボードやマウスのドングルや、有線LANアダプター、そしてディスプレーなどをUSB-Cハブに接続しておけば、HUAWEI MateBook X Proにケーブル1本挿すだけでまとめて認識される点もものぐさな筆者にはありがたい。まず最初に購入するべき周辺機器としておすすめしたい。

USB-Cハブ「HooToo USB Cハブ」実売価格6000円前後

USB-C端子しか搭載されていないノートPCも増えているので、この手のUSB-Cハブは数多く発売されている。ただし、USB Power Deliveryに対応していない製品も存在するのでご注意を

入力デバイスは手に馴染んでいるモノが一番!

 HUAWEI MateBook X Proのキーボードとトラックパッドは、薄型ノートPCに搭載されているものとしては非常に上質だ。キーボードはキーピッチ約19mmとフルサイズキーボードと同等のサイズで打鍵感もいい。また、トラックパッドは実測120×77mmと十分な広さで、全体が沈み込むダイビングボード構造ながらクリック感は良好だ。

 とはいえPCを操作するうえで入力デバイスは手に馴染んでいるものにこしたことはない。というわけで筆者がPC作業に没頭するときのために用意したのがBluetoothキーボード「Happy Hacking Keyboard Professional BT」とBluetoothマウス「MX Master 2S」。もちろん使える場所は限られるし、ディスプレーを開いてすぐ作業するわけにはいかないが、長めの文章を書いたり、写真や動画を編集する際には個人的には欠かせないアイテム。毎日持ち歩くわけではないが、泊りの出張などでは着替えを減らしてでも携行している。

Bluetoothキーボード「Happy Hacking Keyboard Professional BT」実売価格3万円前後、Bluetoothマウス「MX Master 2S」実売価格7300円前後

HUAWEI MateBook X Proのせっかくの携帯性が台無しだが、キーボードとマウスをセットアップすれば、自宅のデスクトップPCとまったく変わらない操作性を享受できる

高速インターフェースを外部ストレージで有効活用!

 HUAWEI MateBook X Proはインテル® Core™ i5-8250U プロセッサー搭載モデルが256GBインテル® Core™ i7-8550U プロセッサー搭載モデルが512GBのSSDを搭載している。一般的な使い方であれば十分な容量だが、旅行などで4K動画をたくさん撮影して、そのデータを保存する際には心もとなく感じることもある。そんなときに重宝するのがポータブルストレージだが、せっかくThunderbolt 3端子を搭載しているのだから対応製品を選びたい。

 いま筆者が愛用しているのはThunderbolt 3対応ポータブルSSD「X5 MU-PB500B/EC」。HUAWEI MateBook X Proに接続すれば、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.2」でシーケンシャルリード1486.4MB/s、シーケンシャルライト621.8MB/sを記録する。ポータブルストレージとしてはかなり高価だが、写真や動画の読み書きを高速化してくれるアイテムだ。

Thunderbolt 3 SSD「X5 MU-PB500B/EC」実売価格5万5000円前後

「X5 MU-PB500B/EC」はThunderbolt 3接続専用。Thunderbolt 3端子がPCI Express Gen 3 x 4レーン仕様のノートPCと接続すれば、シーケンシャルリード2800MB/s、シーケンシャルライト2100MB/sの高速読み書きが可能だ。

HUAWEI MateBook X Proで「CrystalDiskMark 6.0.2」を実施したところ、シーケンシャルリード1486.4MB/s、シーケンシャルライト621.8MB/sを記録

必要最低限の荷物で行動したいときに持ち歩くカードリーダー

 ここまでさまざまなアクセサリーを紹介したが、必要最低限の荷物で軽快に行動したいときもある。そのようなときでもHUAWEI MateBook X Proと必ず一緒に持ち歩くのがSDカードリーダー「RDII」。USB Type-C端子に接続可能なカードリーダーで、フルサイズのSDカードとmicroSDカードのどちらにも対応している。またUSB Type-A端子も備えているので、メモリーカードとUSBメモリーの間で直接ファイルのコピー、移動が可能だ。

 ただしフルサイズのSDカードとmicroSDカードを同時に認識できない点には注意してほしい。

SDカードリーダー「RDII」実売価格1000円前後

フルサイズのSDメモリーカードスロット、microSDメモリーカードスロット、USB Type-A、microUSBと端子が豊富に搭載されているが、HUAWEI MateBook X ProのUSB Type-C端子を両方ともふさいでしまうという弱点がある

 また、周辺機器とは違うが、PCとスマホを連携して利用したい、というニーズも多いだろう。そんなときには、ファーウェイ製のスマホに標準搭載されたファイル共有機能「Huawei Share」が役立つ。

 Huawei Shareは、Huawei製のスマホ間でのファイル共有を簡単、高速に行える機能だが、HUAWEI MateBook X Proとファーウェイ製スマホ間でも機能する。特にペアリングなどの作業も必要なく、Huawei Share機能を有効にしたスマホ上で目的のファイルを選択し、「共有」をタップすると、転送先として表示される「HUAWEI MateBook X Pro」を選択するだけでOKだ。スマホで撮影した写真数枚や、30MB程度のファイルであれば、ほんの一瞬で転送が完了するので便利このうえない。わざわざデジカメを持ち出す必要がない程度の撮影であれば、ファーウェイ製のスマホを持って出かけ、撮影から帰って、ケーブル接続の必要もなくファイル転送できるのでおすすめだ。

目的に応じて周辺機器を導入してHUAWEI MateBook X Proを自分仕様に仕立てよう!

 最新のモバイルノートPCとして完成度の高いHUAWEI MateBook X Proだが、アクセサリーを組み合わせれば使い勝手がさらに向上する。目的に応じて周辺機器を導入し、生産性、快適性を向上させて、自分だけの相棒に育て上げてほしい。

(提供:ファーウェイ)

カテゴリートップへ

この連載の記事
ファーウェイ・オンラインストア 楽天市場店