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安全神話も崩壊しつつある!

Macのウイルス、マルウェア対策にもESETが効くッ!

文●宮里圭介 編集●ASCII

提供: キヤノンITソリューションズ

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OSに依存しないWebサイトでの脅威が増加中

 2018年9月の「マルウェア検出状況」を見てみると、検出数トップ10にもブラウザー上で動作するものが多く見受けられる。マルウェア名に“JS”とあるものはJavaScriptで動作するもの、“HTML”とあるものは、HTMLページに埋め込まれているものだ。いずれも機種を問わず、ウェブブラウザー上で動作する。

 OSを個別に狙うより、さらに広いターゲットを狙えるブラウザー上で動作するものが増加しているわけだ。偽の警告などは無視してしまえば被害はないが、思わずクリックしてしまうと被害を受けてしまう。また、広告表示を悪用して別サイトへ飛ばすタイプのものであれば、意図せず詐欺サイトへと誘導されてしまうこともある。

 少し前に多かったのが、スマートフォンやタブレットなどが当選したと表示される詐欺サイトだ。

 Googleを装っているため信用してしまいがちだが、まったく関係がない。またこれとは違ったパターンで、人物写真と共に体験談が掲載されているものもある。「詐欺だと思っていたけど本当に届きました」といったコメントまであったりするのだから、呆れてしまう。

 プレゼントを発送するために個人情報を入力するのは自然なだけに、注意深くない人であればホイホイと入力してしまうこともあるだろう。しかし、「うまい話は向こうからやってくることはない」という原則に従い、注意してほしい。

ESETができるMacのセキュリティ対策

 Windowsに限らず、Macでも常に脅威が周囲にあるというのはわかってもらえたと思うが、では、実際どんな対策がとれるのだろうか。

 プログラムのアップデートを行なうことは基本として、メールの怪しい添付ファイルやリンクを開かないといった、普段からの心がけが大切だ。また、万一を考えて重要なデータは外付けのストレージ、オンラインストレージなどにバックアップしておくのもいいだろう。オススメは、できるだけ普段からセキュリティ情報に目を通しておくこと。相手の手口を知っていれば危険に近づかなくて済むし、詐欺に引っかかる可能性がそれだけ低くなるからだ。

 そして最も効果が高いのは、これらに加えてセキュリティ対策ソフトを使うことだ。

 総合セキュリティソフトESETには、Mac対応版も用意されており、1パッケージで5台のデバイスまでライセンス利用できる「ESETファミリーセキュリティ」、1台のデバイス向けの「ESETパーソナルセキュリティ」のどちらでも、Mac版ESETである「ESET Cyber Security Pro」を選択することが可能だ。

 ESET Cyber Security Proでは、「ウイルス対策」、「スパイウェア対策」、「フィッシング対策」、「不正侵入対策」、「有害サイトアクセス対策」、「デバイスコントロール」など、高度で多彩なセキュリティ機能を利用できる。

ESET Cyber Security Proの主な機能
ウイルス対策 既知のマルウェアだけでなく、新種・亜種のウイルスも高性能なヒューリスティック機能でリアルタイムに検出し駆除。ルートキットなどの隠れたマルウェアにも対応。
スパイウェア対策 PCに潜むスパイウェアを検出し、個人情報の漏えいを防止。
フィッシング対策 電子メールなどに埋め込まれているフィッシングサイトへのアクセスを防止。
不正侵入対策
(パーソナルファイアウォール)
外部からの不正侵入や攻撃を防御。接続されたネットワークによってプロファイルの自動切り替えも可能。
有害サイトアクセス対策
(ペアレンタルコントロール)
ユーザーアカウントごとにWebアクセスルールを設定し、有害なWebサイトなどへのアクセスをブロック。
ESET Social Media Scanner
(ソーシャルメディアスキャナー)
Twitterを検査し、悪意のあるリンクや有害なコンテンツについて通知。
デバイスコントロール
(リムーバブルメディア管理)
デバイス挿入時に検査を実施したり、任意のデバイスをブロック。
クラウドベース保護
(ESET Live Grid)
クラウドを利用してより速く正確にマルウェアを検出。使用プログラムの安全性を評価することも可能。
ホスト侵入防止
(HIPS)
任意のシステムレジストリ/プロセス/アプリケーション/ファイルに対して変更の可否などのルールを定義。

 とくに「ウイルス対策」機能に優れており、既知のマルウェアやウイルスを検出できるのはもちろんだが、プログラムの動作やデータまでチェックするヒューリスティック技術を使用しているため、新種や亜種にも対応可能。それでいて動作が軽く、作業の邪魔にならない。

Mac版ESETである「ESET Cyber Security Pro」

任意のタイミングでウイルスチェックをかける際は、「コンピュータの検査」メニューから。通常時は「スマート検査」でOK。「カスタム検査」では、特定のフォルダやドライブなどの検査対象やプロファイルを選択して検査を行える

検査結果の表示画面。異常なし!

 また「フィッシング対策」も重要だ。偽ショッピングサイトのメールにあるリンクを気づかずにクリックし、ログインしてしまった……という場合は高確率でフィッシングの被害にあうだろう。ログイン画面まで似せてIDとパスワードを盗むというシンプルなものだが、それだけに騙されやすい。元のメールを注意深く見ればわかることもあるが、URLが巧妙に隠されている場合はその判断も難しい。こういった場合でもESETの「フィッシング対策」機能があれば、偽サイトへのリンクをクリックしてもブラウザーでの表示を止めてくれるだけに、被害にあわずに済む。

常に最新のモジュールに更新しておくことで、新しく発見されたマルウェアのダウンロードや偽サイトへのアクセスなどを未然に防ぐことができる

 意外と便利なのが「デバイスコントロール」。とくに家族全員で使うPCなどでは、誰がいつどこからファイルを持ち込むのかわからないもの。デバイスコントロール機能を使えば、USBメモリーを接続したときに自動チェックが可能なので、怪しいファイルがPC内に入る可能性が低くなるわけだ。更に厳しくして、特定のUSBメモリーだけを使えるようにする、といった制限も加えられる。

外付けメディアを接続した際、読み込み前にチェックを行うか、安全が確認されているメディアであれば、以降はチェックをスルーしてそのまま読み込みを行うかを記憶しておける

ESETのパーソナルファイアウォール機能を利用する際には、macOSに標準で搭載されているファイアウォール機能は切っておく必要がある

WindowsやMacに限らず、複数のPCを使う人にオススメしたいESET

 セキュリティ対策ソフトといえば、1台ずつソフトを購入するというイメージが強いが、「ESETファミリーセキュリティ」なら、1本で5台までインストール可能。WindowsやAndroidはもちろん、Macも含めしっかりと守ってくれるので、メインPCとサブPC、スマホ、さらに家族のデバイスまでまとめて保護できるのが強みだ。もちろん、家族ではなく友人と共用するのもいいだろう。

 セキュリティを高めるには、どんな脅威があるのかを知り、利用時に気を付けるポイントをしっかりと把握しておくことが大切だ。セキュリティ対策ソフトは万能ではないが、被害にあいにくくしてくれることは間違いない。新種のウイルスや新たな脅威にもいち早く対応できるだけに、安心して使うためにもインストールしておきたい。

(提供:キヤノンITソリューションズ)

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