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各種ベンチマークをチェック

アサクリも設定次第でプレー可能、静音でもパワフルな第9世代Core搭載PC

2018年12月05日 07時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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「アサシンクリード オデッセイ」が快適に動く設定を調べる

 実際のゲームで画質設定を変えると、どのくらい速度が変化するのかが気になったので、「アサシンクリード オデッセイ」のベンチマーク機能を使い、フレームレートがどう変化するかを調べてみた。

 解像度は1920×1080ドット、グラフィック品質を「最高」「高」「低」と変化させたときの平均フレームレートで比較。値は、3回測って中央値となった結果を採用した。

 まずはグラフィック品質を「最高」とした場合の結果画面を見てほしい。

「最高」の結果。平均FPSが25しかなく、ベンチ中の画面もガタガタで、ひと目で厳しいとわかる結果だ。

 平均フレームレートは25fps。30fpsあれば何とか遊べるがガタツキが目立つといった感じで、快適に遊ぶなら60fpsは欲しいところだ。正直、「最高」で遊ぶのは厳しい。

 「高」まで落とすと平均フレームレートは41fpsまで上昇したが、まだシーンによっては遅れが気になるときがあった。さらに「低」まで落とすと、平均フレームレートは58fpsまで上がってくれた。最小フレームレートも30fpsを余裕で越えてくるだけに、ようやくまともに遊べるかな、というレベルになったといえるだろう。

 画質面ではある程度諦めが必要となるが、それでもしっかりと遊べるだけの性能があるのは確認できた。高画質で快適にゲームをプレーしたいというのであれば、BTOで「GeForce GTX 1060」を選んで性能を強化するといいだろう。このように、好みのスペックへと気軽に変更できるのが、BTOパソコンのメリットでもある。

SSD標準装備でバランスに優れているが、メモリーだけは増強したい!

 ストレージは標準構成からSSDとなっているのでそのままでも問題ないが、SATA接続なだけに、さらに速度を求めるならNVMe対応のSSDへと変更するといいだろう。また、標準ではメモリーが4GBと必要最小限となっているので、一般用途なら8GB、できれば16GBに変更しておくのがオススメ。どんなにCPUやビデオカードを搭載しても、メモリー量が少ないと、そこがボトルネックとなってしまうからだ。

 多くの用途で使えるだけの性能をもち、さらに静音性にも優れたパソコンとなる「Silent-Master Pro Z390-Mini」。性能にも静音性にも妥協したくないと考えているのであれば、間違いなく満足できる1台だ。

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