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ニセコひらふエリアでQRコード決済

キャッシュレス「NISEKO Pay」をスキーリゾートで実証実験

2018年11月29日 13時20分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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NISEKO Pay画面イメージ

 北海道ニセコひらふエリアのスキーリゾートにて、11月23日よりキャッシュレス決済アプリ「NISEKO Pay」の実証実験が開始された。

 これは一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント(NHAM)、東急リゾートサービス、SBIホールディングス、Orb、INDETAILが共同で実施する実証実験。ブロックチェーン/分散型台帳技術を用いた「Sコインプラットフォーム」を利用し、スマホ上でチャージ/決済が可能なサービス。実証実験ではニセコひらふエリアの住民を対象として、TRSが運営するニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフを始めとするスキーリゾートエリアの飲食店などにおいて、QRコードでキャッシュレス決済できる仕組みを提供する。

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 実証実験を通じ、従来スキーリゾート地で現金を持ち歩いていた不便さをキャッシュレスで解消できるようにし、将来的には観光やキャンペーンに関する情報などのさまざまなコンテンツを一元的に取り扱えるようにするとしている。さらに、地域のボランティア参加者にはボーナスコインを特典として付与するほか、アプリ内で協賛できるようにするという。NHAMでは、エリア内でのお金の地産地消を推し進めることで将来的な域内経済活性化および持続可能な街づくりに繋げ、世界に誇れる魅力あふれる国際観光地づくりを目指すとしている。

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