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業界人の《ことば》から 第320回

富士通LIFEBOOK UH-X/C3の世界初は、本質的な価値ではない

2018年11月30日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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世界初は本質実現の要素に過ぎない

 一方、BS/CS110度4Kチューナー搭載一体型のESPRIMO FH-X/C3も、同様にこだわりぬいた製品だ。

 「現代社会では、デジタルデバイスの進化とともに、たえず情報が入ってくる情報過多の状況にあり、その結果、多くの人の間で自分だけの空間、自分だけの時間が重要であるという意識が高まっている。

 ESPRIMO FH-X/C3は、感動の高画質を実現する4K液晶ディスプレーを搭載。4点狭額縁にして、映像に集中できる環境を実現した。さらに、新4K衛星放送にも対応し、ハイレゾ対応の音質によって、臨場感を高めることができる。感動の映像と音で、最高の時間にすることができる。スペースに限りがある部屋でも、自分だけの時間、空間を楽しめるのが特徴である。

 国内一貫生産を可能とするFCCLだからこそできるトレンドやユーザビリティーを、いち早く拾い上げた製品である」と胸を張る。

 今回の2つの世界初のPCでは、世界初という価値だけを訴求する考えはない。むしろ、それらの価値は、本質を実現するための要素のひとつに過ぎないと、齋藤社長は語る。

 では、その本質とはなにか。

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