このページの本文へ

がんや脳心血管疾患、糖尿病など10疾病の4年以内の発症確率を予測

がんや生活習慣病をAIで予測する「Selvy Checkup」、日本国内で展開

2018年11月20日 09時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Selvy Checkup のシステムフロー

 韓国SELVAS AIは11月20日、健康診断の情報を入力するだけで、がんなどの主要10疾病の発病確率を予測して健康管理アドバイスを作成する人工知能疾病予測ソリューション「Selvy Checkup」を日本で提供開始する。

 Selvy Checkupは、BMI、血圧、コレステロール値、問診情報など計20項目の健康診断結果データを入力、AI が6大がんや脳心血管疾患、糖尿病など10疾病の4年以内の発症確率を予測。統計分析法と比較しても平均10%以上高い優れた予測精度を実現しているという。

すでにKDDIのAPIマーケット「KDDI IoT クラウド API Market」 への登録が決まり、API利用者に向けて提供されている

 韓国有数の総合病院である延世大学 新村セブランス病院との共同研究により開発。医療ビッグデータの特性を、機械学習・欠損値補正などのディープラーニングを組み合わせて解析し、総合的に診断・予測するとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ