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10Lの小型筐体に最新のCore i9-9900KとGeForce RTX 2080Tiを搭載可能

高性能コンパクトゲーミングPC「Trident X」がベールを脱ぐ

2018年11月16日 15時00分更新

文● 石井 英男 ●編集/北村

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 MSIは、2018年10月15日、世界中から報道関係者を集め、中国深センの工場公開と新製品の省コンパクトゲーミングPC「Trident X」をお披露目した。工場公開については、すでに記事を掲載しているのでそちらを見ていただきたい。ここでは、Trident Xの詳細をレポートする。

コンパクトなTridentシリーズは、コンシューマーゲーム機のように、リビングの大型テレビの横に置いて使うことが想定されている

発熱源を別々の部屋に分離
新開発の冷却機構を採用

 Trident Xは、すでに販売されているTrident 3の上位モデルとして位置づけられる製品であり、COMPUTEX TAIPEI 2018のMSIブースでは、「Trident A」としてプロトタイプが参考出品されていたが、今回、正式なスペックが決まり、報道関係者へのプレゼンテーションと実機のお披露目が行なわれた。まずは、プレゼンテーションの概要を紹介する。

新製品のTrident Xはすべてを変える

Trident Xのデザインスケッチ。多数の案から今のデザインが決まった

 筐体が小さいため冷却機構が重要になるが、Trident Xでは、冷却機構として新開発の「Silent Storm Cooling 3」を採用。CPUとグラフィックボード、電源ユニットの3大発熱源を別々の部屋に分離し、それぞれ最適なエアフローで冷却することで、高い冷却性能を実現している。

Trident Xの外観の特徴。フロントパネルには、Trident(三叉の矛)をイメージした発光部があり、右側面のサイドパネルには、磁力で固定されるガラス製サイドパネルを採用。フロントの発光部やCPUクーラーのファン、GPUファンはMystic Light対応で、フルカラーで発光する

冷却機構として新開発の「Silent Storm Cooling 3」を採用。CPUとグラフィックボード、電源ユニットの3大発熱源を別々の部屋に分離し、それぞれ最適なエアフローで冷却するようにしている

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