右側面のPTTボタンは
好きなアプリを割り当てられる
小さく軽いAtomは“ウォーキートーキー(双方向無線)”機能である「PTT」(Push To Talk)という機能を実現する専用アプリ(zello)をプリインストールしている。そして、そのアプリを使って双方向無線のように仲間と話す際に押す、赤い色をした専用ボタンが側面に設けられている。
アプリを使って仲間と話す時は、トランシーバーのように赤いPTTボタンを押し続けて「ラジャー」とやるわけだ。
共通機能による安定度の高い標準化がウリのAndroidスマートフォンの世界で、アプリの使い勝手向上のためとはいえ特別なハードウェアボタンを付加することは、なかなか思い切りや覚悟が必要な世界でもある。
似たようなボタンが付いた韓国の某メーカーのメジャーなスマホが存在するが、自社のマーケティング戦略に沿った「戦略的自社アプリにしか使わせない」という頑ななスタンスが筆者的には超お邪魔な存在だったので、これを機にメインのスマホを他社製品に替えてしまった。
さすがにクラウドファンディングでスタートを切ったUnihertz社は、そのあたりは極めて柔軟で、トランシーバーアプリ向けのボタンを他のアプリで便利に使用できるような「ショートカットキーの割り当て設定」をスマートアシストの中に別途設けてくれている。
なので、筆者は、PTTボタンに「音声レコーダー」の起動を割り当てて便利に活用している。もちろん、それ以外のユニークなアプリの起動ボタンとしてユーザーは自由にPTTボタンを自分自身の生産性向上のために使うことができる。
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