とても気に入ったので
2周に渡ってボケマスターを使う
冒頭写真のようなカリッとしてて、なおかつふわっとしてる猫が撮れてしまったので、前回に引き続きシグマの105mm F1.4……通称「ボケマスター」の話。
ピントがあってるとこは解像感が高くて「カリッ」としてるんだけど、ピントの山からはずれるといい感じにふわっと柔らかくなっていくので「カリッ」で「ふわっ」なのだ。
目にはピントがあってるけど、耳や顔の輪郭はふわっとしてるというわけで、この冒頭写真、車がこないのを、生活道路で人があまり歩いてないのをいいことに、道の真ん中で這いつくばって撮らせていただきました。
まあこの写真を撮るにはデカいレンズが必要なわけで「こういう写真を撮りたい、そのためには多少重くてデカくても構わない」という、いい写真を撮るために腕立て伏せを始めちゃうような人(そこまでしなくてもいいけど)のためのレンズなので一般向けではないけど、他のレンズでは撮れないような写真が撮れちゃうとたまらんですな。
とりつけるカメラにもよるけど、レンズがデカくて太いのでこうして置いた方が安定するというわけで。
なお、かふかが首に「エリザベスカラー」をつけてるのは、ちょいと病院で治療してきたから。右上の犬歯が歯肉炎にかかって膿が溜まってきたので、手術で抜糸したわけです。で、手術を爪でひっかいたりしないよう、首にこういう衿をつけるわけで、これが通称「エリザベスカラー」。これをつけてるのも傷口が塞がって安定するまでの間。
こういうのをつけてると何かと不便ではあるのだが、しょうがない。
この連載の記事
-
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ -
第857回
デジカメ
噛んだり、テレビを見たり、眠ったり……うちの黒猫ミルならではの瞬間を狙ってみた -
第856回
デジカメ
望遠に強い「OM SYSTEM OM-1 Mark II」+100-400mmレンズで寝ている猫を“どアップ”で撮影 -
第855回
デジカメ
ロゴが「OM SYSTEM」に変わった「OM-1 Mark II」を持って早速猫撮影へ -
第854回
デジカメ
カシオとオリンパスの約10年前のハイエンドコンデジをポケットに入れて猫撮影に出かけた - この連載の一覧へ