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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」第238回

ついにiPadはコンピュータになった

2018年11月07日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

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新型iPad Proの発表では、世の中の92%のノートPCよりも高速である点が紹介されました。iPad Proはこの市場に切り込むための製品になったという、象徴的な一幕と言えます

久々のニューヨークでの発表会は非常に盛り上がった
でも筆者はくたくた

 先週はサンフランシスコからニューヨークに飛び、ブルックリンのオペラ劇場で開催されたAppleのイベントを取材してきました。

 秋のニューヨークはサンフランシスコよりも朝晩冷え込みますが、晴天に見舞われ、水蒸気がよりたくさんあって表情豊かな秋空を楽しむ事ができました。

 中継でも伝わったかもしれませんが、イベントはとても盛り上がっていましたね。クパティーノのApple Parkで開催されたiPhone発表イベントよりも、聴衆は大盛り上がりでした。

 ニューヨークでのAppleのイベントは2012年1月以来、6年10ヵ月ぶり。久々だったこともあり、Appleのニューヨークのスタッフも興奮気味だったのではないでしょうか。

 帰りの飛行機ではイベントレポートや製品のレビューなどでバタバタとしていて、1週間の記憶があまりありません。予測はしていましたが、ちょっとタイトなスケジュールだったと振り返っているところです。

 さて本連載では以前、コンピュータとiPadの関係について、Appleが制作したコマーシャルへの反応を交えてご紹介してきました(「iPad ProのCMの「コンピュータって何?」に腹を立てる人たち」)。

 今回はその話題の続きです。

新型iPad Proはとにかく魅力的
100個以上の磁石が組み込まれているという

 iPad Proは、2015年の登場以来初めてのモデルチェンジとなりました。5.9mmとこれまでのiPad Proと比べると、若干薄くなりましたが、iPhone 5で登場したような角張った側面となり、見た目はより重厚感が増しています。

角張ったデザインになったことで印象が随分変わりました

 Appleはそれをウリにするとは思えませんが、縦に構えたときにUSB-Cポートがある下側面、もしくはボタン類がない左側面なら、テーブルの上に自立するようになりました。いや、あんまり意味はないし、ちょっとの揺れで倒れるので忘れてください。

 そんな新型iPad Proは、目には見えませんが、かなり磁石を組み込んでいるようです。背面には102個の磁石が配置され、新しくなったSmart Keyboard Folioを溝などなくピタッと位置合わせしてくれます。何気なく装着できるのですが、ずれない、というのはなかなかすごいことです。

 またApple Pencilにも2個の磁石が入り、右側面にピタッとくっつけて持ち運べるようになりました。しかもこちらも位置合わせが正確になされ、ワイヤレス充電を最大効率でしてくれます。

側面に磁石でくっつく新Apple Pencil

 さらにUSB-Cポートには、Macで使っている充電器やUSB-Cハブをそのまま流用することができ、メモリカードリーダもHDMI出力アダプタも別途用意する必要がありません。

 アクセサリを絡めた使い勝手については、欠点を解消してくれた、そんな仕上がりになっています。

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