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キヤノン「EOS R」の瞳AFでレースクイーンの目をバッチリキャッチ!

2018年11月04日 12時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光 モデル●生田ちむ(1224chimu

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キヤノン最新ミラーレス
「EOS R」でレースクイーンを撮影!

 キヤノンが10月25日に発売した同社初のフルサイズミラーレス「EOS R」。EOS 5D Mark4と同等のセンサーをコンパクトボディーに納め、88%×約100%の広範囲AFエリアに5655点という測距点など話題の機能が満載!

  そんな話題の機能の中で個人的に注目していたのがポートレート撮影に効果がある「瞳AF」。被写体のカメラに近い方の瞳を自動的に識別・自動で選択するという凄い機能なのです。

 さっそく10月最終週に鈴鹿サーキットで行なわれた「全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦」(SUPER FORMULA)のピットウォーク時間を利用し、EOS Rの目玉機能の一つ「瞳AF」でレースクイーンさんの美麗写真が撮れるかを試してみることにしました。

瞳AF設定画面。ONE SHOT AF使用時のみ利用可能

瞳AFを利用する際は、ワンショットAFを選択します。常にレンズが動作し続けるSERVOでは瞳AFが選択できません

AF方式の中の一番左が「顔認識AF」。顔をみつけたら緑の枠が動き、被写体を選択します

これが勝利のカギだ!「瞳AF」を「する」に選択。これで瞳AFモードが使える

 瞳AFの設定は、AFメニューで「ONE SHOT AF」を選び、さらに[顔+追尾優先AF]、[瞳AF:する]を選択した際に作動すると使えるようになります。カメラはまず顔を認識し、シャッター半押しの時は、その顔を追従。さらに「瞳」が認識できたらカメラに近い方の目にピントを合うというのですから、撮影者はファインダーの構図だけに気を配ればいいのです。

 もちろんタッチパネル選択を使っての任意設定も可能で、顔認識AFと使いこなせればかなり人物撮影がラクになるのでは、と期待してしまいます。

 しかし、本当にこの機能が使い物になるのか? イジワルして被写界深度の浅い写真を撮ろうと、手持ちのレンズの中でもっとも明るく高解像度と評判のシグマの50mm単焦点「50mm F1.4 DG HSM|ART」をカメラに装着。合わせてスピードライト600RT-EXを取り付けて、ピットへ乗り込みました!

やや異形なEOS R。縦位置で撮影する際、顔の影が綺麗に出るのでストロボブラケットを使用

ストロボとEOR Rとは、リモコンを使ってワイヤレス通信。ケーブルが絡まないので混雑した場所での撮影時に便利です!

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