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柳谷智宣がAdobe Acrobat DCを使い倒してみた第78回

タブレット向けアプリのバージョンアップなど使い勝手が大幅に改善

アドビ、Acrobat DCの大きな機能追加を発表

2018年11月06日 17時00分更新

文● 柳谷智宣

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 2018年10月2日、アドビが「Adobe Acrobat DC」の新機能を発表した。タブレット向けアプリの大きなバージョンアップとAdobe Document Cloudを共有サーバーとして利用したクラウドでの共有レビュー、ウェブ版を含む各端末のUI統一、「署名用に送信」機能を電子サインサービス「Adobe Sign」に名称統一と大きなバージョンアップが目白押しだった。今回は、個別にその内容を紹介しよう。

大崎にあるアドビ システムズ株式会社日本オフィスに伺った

「PDFに対して抱いていた認識を刷新できると考えています」

 まずは日本でDocument Cloudのマーケティングを担当している同社Document Cloud マーケティング執行役員 北川和彦氏がAcrobatについて紹介した。

 「Acrobatは今年で25周年になります。大きなマイルストーンとしては、2008年にPDFをISO(国際標準化機構)に譲渡したことがあげられます。3年前には、Document CloudということでAcrobatプラスAdobe Signでドキュメントワークフローのクラウドソリューションを発表しました。今回の発表は、その時以来の大きな新機能の追加になります」(北川氏)

 北川氏は、前職ではアメリカで働いていたそう。その経験から、日本はアメリカと比べると自分で時間をコントロールしながら働いている人が少ないと感じているそう。アドビは「DESIGN Your Workstyle(働き方をデザインしよう)」をコアメッセージとしており、自分で時間をコントロールするのが重要だと考えているとのこと。

 「新しいDocument Cloudで意識を改革していただいて、効率的に業務を進め、パーソナルな時間を楽しんでいただきたいと思っています。今回の新機能はこのあたりにぴったりくるものになっています」(北川氏)

アドビシステムズ株式会社Document Cloud マーケティング執行役員 北川和彦氏
PDFの歴史。ISOで標準化されたのがiPhoneの発売より後だというのは意外だった

 続いて、同社ドキュメントクラウドマーケティング プロダクトマーケティングマネージャー 昇塚淑子氏による新機能紹介が行われた。

 「既存のDocument Cloudを構成する個々の製品やサービスがより整合性を持った形で緊密に連携することで、組織のコラボレーションや生産性を向上させるようになっています。今回、主な機能強化はモバイルとデスクトップのAcrobatになっています。我々は、この機能強化により、PDFに対して抱いていた認識を刷新できると考えています」(昇塚氏)

アドビシステムズ株式会社ドキュメントクラウドマーケティング プロダクトマーケティングマネージャー 昇塚淑子氏

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