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高視野角で複数人でも楽しめる

TVにもなるリビングに最適な一体型PCは使いやすさ、観やすさがよく考えられている

2018年10月30日 07時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「ESPRIMO WF1/C2」

 4辺狭額フレームで野暮ったい枠もなく、ディスプレーだけがそこに浮いているかようにも錯覚するディスプレー一体型のデスクトップパソコン「ESPRIMO WF1/C2」。パソコン然としていないたたずまいは、どこに置いても周囲の雰囲気を壊さず、家族の真ん中で使える。また、カスタマイズでテレビ機能を融合させれば、通常のパソコンとはひと味変わった使い方ができる。今回は、ESPRIMO WF1/C2の使い勝手や楽しみ方について検証してみた。

使いやすさ、観やすさがよく考えられている

 通常のパソコンでは、その持ち主の作業を効率よくするため、机の上に固定して一定の環境の上であつかうほうが便利だ。しかしESPRIMO WF1/C2は、家族みんなと使うなど、複数の人が取り囲んで使うといった形も考えられる。そうしたとき、必要に応じてリビングに運べれば便利だ。本機では、持ち運びも考慮された設計となっている。

 デスクトップパソコンを運ぶ際にわりとやっかいなのが配信だ。電源コードの他にLANケーブルやスピーカー、さらにキーボード、マウスなど、様々な周辺機器が接続されていると、それらを一緒に運ぶためにいちいちコード類を外したりつけたりという手間が発生して、運ぶ行為自体がおっくうになりかねない。しかしESPRIMO WF1/C2では、キーボードとマウスはワイヤレス。加えて無線LANにも対応しているので、最小限のケーブル類ですむ。また、重さも約6.5kgで、一人で余裕で運べる重さだ。これならリビングへ移動するのもさほど面倒ではない。

 また、複数人で楽しむ場合、パソコンの正面以外にも人がいる場合が多い。ESPRIMO WF1/C2は広視野角のディスプレーなので、斜めからでもはっきりとした画面を観ることができる。さらに、ディスプレーは傾け方を変更できるようになっている。角度は0度から最大22度まで傾けられるようになっており、上からでも覗き込める。

ディスプレーの角度は好みに合わせて変更できる

 ESPRIMO WF1/C2は、テレビ機能をオプションで追加でき、パソコンとして使わないときでもテレビとして活用可能だ。テレビ機能は、地上デジタル放送のほか、BSデジタル、110度CSデジタル放送にも対応し、ダブル録画にも対応。また、ESPRIMO WF1/C2を経由して、テレビ機能がないパソコンやスマートフォン、あるいはタブレットでテレビ放送や録画番組のリモート視聴もできる。本体はリビングに置いたまま、ほかの部屋のパソコンや外出先でのモバイル端末でリモート視聴ができるので、場所を問わずテレビが楽しめる。

 ESPRIMO WF1/C2で録画した番組をmicroSDカードに書き出せるSeeQVaultにも対応しているので、対応メディアを用意すれば、録画しておいた番組をmicroSDカードに書き出して、外で観ることも可能だ。

 テレビ機能は全画面表示だけでなく、ウィンドウ表示もできる。これにより、パソコンで作業中に画面の片隅に表示させておき、必要に応じて全画面で観るといった使い方も可能だ。たとえば気になるスポーツ中継を表示させておいて、いい場面になったら大きく表示して楽しむといった使い方もできるわけだ。

 また、ESPRIMO WF1/C2にはウェブカメラが搭載されている。不要なときは本体内に格納できるウェブカメラを使えば、遠隔地との間でビデオチャットなどに活用できる。遠くに住んでいる祖父母に孫の顔を見せたり、複数の人が顔を見ながら会話するなど、パソコンというよりは、コミュニケーション機器としての活用もいろいろ考えられそうだ。

ウェブカメラは約92万画素。使わないときは本体内に格納できる

 ESPRIMO WF1/C2のスペックは前回紹介したが、再度おさらいしておこう。試用機でCPU-Zを用いた結果は以下のとおり。

ESPRIMO WF1/C2のCPU

メモリー

グラフィックス

 CPUには標準でインテルCeleron 3865Uが搭載されているが、試用機にはCore i7-7700HQが搭載されていた。CPUはカスタマイズでいくつか選択できるが、このCore i7-7700HQは第7世代のCPUであり、もちろんスペックも高い。価格は3万円ほど高くなるので、予算に応じて選択しよう。

 続いて、Windowsマシンとしての快適さを測る「WIN SCORE SHARE」を計測。CPUとメモリは9ポイント超えの高いスコアとなった。カスタマイズではSSDも選択でき、試用機のストレージは256GB SSDを搭載しているので速くなっており、こちらも8.1と高いスコアとなっている。

WIN SCORE SHAREの計測結果

 さらにCrystalDiskMarkを使ってストレージの速度を計測してみたところ、やはりSSDだけにHDDと比べると高めのスコアになっている。

CrystalDiskMarkの計測結果

 試用機ではCore i7-7700HQを搭載しているのもあり、性能は高め。ということで次回は、グラフィックス性能やマシン性能について、ベンチマークなど実施し、ESPRIMO WF1/C2の実力を測ってみる。

ESPRIMO WF1/C2の主なスペック
基本構成 試用機の構成
CPU Celeron 3865U Core i7-7700HQ
グラフィックス インテル HD グラフィックス 610 インテル HD グラフィックス 630
メモリー 4GB 32GB
ストレージ 1TB HDD 256GB SSD+1TB HDD
ディスプレー 23型(1920×1080ドット)、スーパーファインLH IPS液晶
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
インターフェース(右側面) USB 3.1 Type-C(Gen1)端子、USB 3.0端子、SDカードスロット、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、miniB-CASカードスロット USB 3.1 Type-C(Gen1)端子、USB 3.0端子、SDカードスロット、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、miniB-CASカードスロット、HDMI出力端子
インターフェース(背面) USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、有線LAN端子、アンテナ入力端子 USB 3.0端子×3、有線LAN端子、アンテナ入力端子
サイズ およそ幅558×奥行167~176×高さ362~370mm
OS Windows 10 Home(64bit)
価格 15万3144円 25万9184円
価格(クーポン利用時、10月12日現在) 11万7920円 19万9571円

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