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マルチに活躍する高コスパGTX 1060搭載15.6型ノートPCでVTuberに挑戦

文●周防克哉、編集●八尋/ASCII

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「m-Book T510SN-M2SH2」

 マウスコンピューターの「m-Bookシリーズ」は、コストパフォーマンスの高いスタンダードノートパソコンのラインナップだ。G-TuneやDAIVといった、ゲームユーザーやクリエイター向けの少し尖った性能を求めたラインナップとは違い、ベーシックな構成の機種が多く飛び抜けた性能ではない。しかし、最近はCPUやGPUの性能が上がっているのもあって、スタンダードな構成でも十分すぎる性能を持っている。おさえるべき箇所はしっかりとおさえた汎用性の高い構成が魅力なシリーズだ。

 そんなm-Bookシリーズのなかでも、「m-Book Tシリーズ」はハイエンドモデルで、1920x1080ドットのフルHD表示が可能な15.6型ディスプレーを採用。基本構成としてCPUは6コア/12スレッドで動作する第8世代Core i7-8750H(2.2GHz)、GPUはGeForce GTX 1060を搭載している。

 m-Book Tシリーズのベーシックモデルである「m-Book T510BN」は、8GBメモリー、1TB HDDという構成で、価格は13万9800円(税別、送料別、税込み価格は15万984円)だ。

 一番安いモデルを選んでも、CPUとGPUの組み合わせは変わらないため、基本的な性能は高く実用性に優れている。加えて、目的に合わせたカスタマイズも可能だ。

 今回試用したのは「m-Book T510SN-M2SH2」で、メモリーが16GB、起動ドライブにM.2接続の256GB SSD、データ保存用のセカンドストレージには1TB HDDを搭載するモデル。価格は15万4800円(税別、送料別、税込み価格は16万7184円)からとなっている。

本体前面

 本体サイズはおよそ幅約386×奥行き262×高さ30.6mm。重さは約2.6Kgで、15.6型クラスとしては標準的なサイズで、デザインもシンプルだ。天板とパームレスト部を含むキーボード周辺の面にはマット調の表面処理が施されており、触った感触が柔らかくてよい。

マット調の表面処理が施されており、手触りがいい

 天板側にはシンプルにマウスコンピューターのロゴが入っているのみ。こちらもマット調の表面処理が施されている。デザイン的な処理やリブなどの装飾はまったくなく、持ち歩くときにも目立ちにくい。

打鍵感のよいキーボードを採用

 キーボードはテンキー付きで、輝度調整が可能なバックライトも備わっている。キータッチは適度なストロークに反発力があり、入力確定時のクリックに似た感触は打ち心地がいい。ただし、配列にはちょっと注意が必要だ。左シフトキーの右隣にキャッシュ/アンダーバーのキー、右シフトキーの左下にバックスラッシュ、スペースキーの左隣はAltキーで無変換キーがない。加えて、右上、リターンキーの上、ファンクションキーの左側に「インサート」「デリート」「プリントスクリーン」が並んでいる。テンキー付きノートパソコンでは、大抵「プリントスクリーン」「インサート」「デリート」と並ぶマシンが多く、今回の配列は初めて体験した。

 ファイルを捨てるときにゴミ箱にドラッグして捨てる作業をする人なら問題ないが、デリートキーでゴミ箱に入れる人の場合にはちょっと戸惑いがあるかもしれない。またスクリーンショットをウインドウズキー+プリントスクリーンで保存している場合にもちょっとキーを探す作業が加わってしまう。とはいえ、使い慣れてしまえば問題はないだろう。

左側面は電源端子、USB 3.0端子×2、ヘッドフォン出力/マイク入力端子が並ぶ

右側面はSDカードスロット、USB 3.1(Type-C)端子、mini DisplayPort、USB 3.0端子、HDMI端子、有線LAN端子を備える

 汎用性の高いUSB 3.0端子3基に加えType-C端子もあり、インターフェースは充実している。またType-C端子はディスプレー出力も可能なので、外部に3つのディスプレーを接続することも可能だ。m-Book T510SN-M2SH2のディスプレーはフルHD出力だが、外部ディスプレーであれば4K出力も可能なので、広い解像度が必要な場合でも対応可能になっている。

写真の上半分、キーボードの下に相当するあたりは空気が流れやすくなっている。右側にはウーファーが備わっており、内蔵スピーカーはノート型の中ではかなりいい音の部類だ

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