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【動画あり】特別なランボルギーニの助手席で時速270kmを体験!

2018年10月13日 15時00分更新

文● クリハラジュン 撮影●クリハラジュン

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 高性能で独特のスタイリングとオーラをまとう「スーパーカー」の代名詞のひとつとして挙げられるのが「ランボルギーニ」。エンブレムに描かれている「闘牛」の如く力強い加速が特徴です。ランボルギーニ社曰く、日本は世界第2位の市場とのこと。

 そんなランボルギーニオーナーの中でも選ばれた顧客だけが注文できる特別なランボルギーニが9月26日に富士スピードウェイに集合し、その凄さの片鱗を平日にもかかわらず集まったランボルギーニファン、スーパーカーファンに披露しました。

 今回のイベント「The Festival in Fuji International Speedway」は、レーシングチーム「The EMPEROR Racing」が主催するもの。世界で唯一ランボルギーニのシンボルである「ファイティングブル」のクレスト、同社のモータースポーツ部門「スクアドラ・コルセ」の「トリコロール・ファイティングブル」のクレストの使用を認められた「ランボルギーニというクルマを極める」オーナーたちだけで構成されたレーシングチームで、そのチーム名はランボルギーニ社のモータースポーツ活動を正しく世界に発信していく、そしてそれだけの責任・影響力のある存在であることを示しています。

世界に1台しかないランボルギーニ達が大集合

 このイベントの主役は、「The EMPEROR Racing」のメンバーが特別注文したランボルギーニ達。いくつか紹介していきます。

ウラカン・ペルフォルマンテ ~THE EMPEROR Version~

 「ウラカン・ペルフォルマンテ」は、「ガヤルド」の後継車として誕生した「ウラカン」のハイパフォーマンスモデル。最新のエアロシステムと、強化されたシャシーで「ニュルブルクリンク北コース」を6分52秒で駆け抜けたスーパーカーとして話題をさらいました。

 ランボルギーニのオーダーメイドシステム「アド・ペルソナム」による特注カラー「グリッダー・ゴールド・ホワイト・メタリック」をまとうほか、専用20インチアルミホイールや、特別なデザインのブレーキキャリパーが装備されています。

アヴェンタドールLPXXX-4 SVロードスター・スクアドラ・コルセ
スペシャルバージョン by ジョルジョ・サンナエディション

 ランボルギーニのフラッグシップモデルである「アヴェンタドール」のハイパフォーマンスモデル「SV(スーパーヴェローチェ)」のロードスターモデル。世界限定500台のみ販売され、この個体は「500台中の500台目」。

 ランボルギーニのモータースポーツ活動を率いる、ジョルジョ・サンナ氏の名を象(かたど)った「アド・ペルソナム」スペシャルカラーリングが特徴。モデル名の「XXX」の部分には馬力数が刻まれる(ベース車は750馬力)が、あえて伏せ字になっているということは秘密のパワーアップがされている可能性が高いかもしれません。

アヴェンタドールLP800-4 50°アニヴェルサリオ“インパクト・ブルー”

 ランボルギーニ社の創業50周年を記念した、世界限定200台の「アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ」。これをベースに、内外装の軽量化とエンジンのファインチューニングを行ったスペシャルモデルです。「LP800-4」の車名のとおり、最高出力は800馬力のモンスターマシンです。

エンジンに手が加えられるのは、オーダーメイドとはいえ非常に珍しいこと

ウラカン GT3 Racing MAX POWER Version &
ウラカン スーパートロフェオEVO

ウラカン GT3 Racing MAX POWER Version

 この2台は、現在ランボルギーニ社が供給する最新のレーシングカーです。ウラカン GT3 Racing MAX POWER Versionは、「買える」レーシングカー・FIA-GT3規格に沿って開発されたマシンで、SUPER GTでも活躍しています。車名の「MAX POWER Version」というのは、レースカテゴリーによっては空気の流れを絞ってパワーを抑える機構(リストリクター)を装備していないフルパワーモデル(約600馬力)です。

ウラカン スーパートロフェオEVO

 もう1台のよく似たレーシングカー、ウラカン スーパートロフェオEVOは、ランボルギーニのワンメイクレース「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」用のレーシングカーです。GT3マシンと比べると市販モデルの風貌が「比較的」残っています。

 この2台は、市販のウラカンが4WD(全輪駆動)に対して後輪駆動のミッドシップとなっています。ちなみにお値段はGT3仕様が約4500〜5000万円、ワンメイクレース仕様が約3000万円。市販車は2462〜3163万円となっているので一概に比較し難いがかなりオトク感があるような気がします。

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