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ZOZO前澤社長「月に行けばいい仕事できる」

2018年10月09日 12時30分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの代表取締役前澤友作社長が9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開催。前澤氏個人がホスト・キュレーターとして参加する月周回計画「#dearMoon」プロジェクトについてあらためて説明し、記者からの質問に答えた。

 #dearMoonは前澤氏が選んだアーティスト6〜8人を月周回に連れていき、宇宙での体験をもとに作品を作るアートプロジェクト。月周回にはSpaceX社の超大型ロケットBFRを使い、2023年に打ち上げを予定している。

 会見冒頭、ZOZOを経営しながらプロジェクトを進める時間をつくることについて、前澤氏は「月に行ったらいい仕事ができるなと思っているから月に行く」と説明。プライベートでのインプットを増やすことで仕事のアウトプットも増やせるという持論を語り、ZOZO社で採用している6時間勤務制も紹介した。

 アーティストについてはミュージシャンだけでなく画家などさまざまな分野から探す予定という。「夢が世界平和なので、なんらかの形で世界をよくしたいという思いの強い方を探して声をかけたい」として、現状未決定であると話した。

 交際中の女優・剛力彩芽さんについて聞かれると「ぶっちゃけ本人も『わたしも行きたいな』と言っている」(前澤氏)が、現時点で搭乗予定はないと話した。また剛力さんとの交際状況は順調であるとした。

 #dearMoonプロジェクトが海外に向けたZOZOのプロモーションになるのではという指摘は認めた上で「(衣類の採寸・注文システム)ZOZOSUITも海外から面白いと言ってもらえている。いいスタートが切れた」と語った。

 プロジェクトに関連して前澤氏がSpaceX社にいくら支払ったのかは明かさなかった。ちなみにBFRの打ち上げ費用は打ち上げ機と宇宙船の完全再使用時でおよそ700万ドル(約7億9200万円)と試算されている。



書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、家事が趣味。赤ちゃんの父をやっています。育児コラム「男子育休に入る」連載。Facebookでおたより募集中

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