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ミキラボ 子どもと一緒に楽しむ3分科学第16回

ビタミンB2とキニーネがポイント!

栄養ドリンクがブラックライトで光るのはなぜ?

2018年10月02日 11時30分更新

文● 五十嵐美樹

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この科学実験と解説は、動画でもご覧いただけます

 今回のテーマは、ブラックライトで「光る飲みもの」です。ブラックライトといえば、白いシャツや前歯が光って“ふしぎだな~”と思った方も多いのではないでしょうか?

 実は、ブラックライトを使うと飲みものを光らせることもできるのです。今回はどんな飲みものが光るのか実験し、原理について学んでいきましょう!

準備するもの

・ブラックライト
※ネットでお買い求めいただけます。
・透明のカップ

【飲みもの】
・お水
・栄養ドリンク
※今回は、オロナミンCを使用しました。
・トニックウォーター
※今回は、カナダドライのトニックウォーターを使用しました。

実験方法

 透明なカップに光らせてみたい飲みものを入れます。今回は、お水、栄養ドリンク、トニックウォーターを入れます。

 部屋を暗くして、ブラックライトに当ててみると……、

飲みものをブラックライトに当てる、左から栄養ドリンク、トニックウォーター、お水

 一番右側のお水は光りませんでしたが、真ん中のトニックウォーターは青色に、一番左側の栄養ドリンクは黄緑色に光りました!

ビタミンB2とキニーネに似た成分が反応

 栄養ドリンクは、光で分解してしまう栄養成分が含まれているので、遮光性を備えた褐色瓶に入っています。ほとんどの瓶詰エナジードリンクが褐色ですよね。こうして守られる栄養成分の中には、実は蛍光物質の1つ「ビタミンB2」が含まれています。ビタミンB2の構造がブラックライトの紫外線を吸収し、エネルギーを可視光として排出するので、実験でも栄養ドリンクが光りました。

 ブラックライトで光り輝くのはビタミンB2だけではありません。苦み成分であるキニーネと呼ばれる物質も光ります。そのため似た構造を持つ香料が入っている市販の「トニックウォーター」をブラックライトに当てると、綺麗な青色に発光しました!

 身近な飲みものが光ると、とてもワクワクしておもしろいですよね。ぜひ、みなさんもお家で光らせて楽しんでください!

注意事項
・ブラックライトは、直接目で見ないように気を付けてください。
・小学生など低年齢の子どもが実験するときは、必ず保護者の指導のもとで実施してください。

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