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McAfee Blog

McAfee DLPとCASBを統合するメリット

2018年10月02日 13時40分更新

文● McAfee

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 多くの企業が、Microsoft Office 365などのクラウドベースのサービスを利用して、エンドユーザーにより柔軟で簡単なコアビジネスアプリケーションを提供するようになってきました。このため企業のIT部門では、クラウド内で作成され、エンドポイントデバイスからクラウドアプリケーションまで行き来している機密データの監視や制御、およびデータ損失防止(DLP)ポリシーなど、現在のデータセキュリティの方針を再検討する必要性が生じています。

 DLPポリシーをクラウドに拡張し、全てを問題なくカバーしたデータ保護環境を構築したい場合の一つの方法として、最新のMcAfee DLPとMcAfee Skyhigh Security Cloud DLP(CASB)の統合版を是非お試しいただければと思います。その理由として、以下の3点をご紹介します。

DLPとCASBを統合すべき3つの理由

1.アップグレードが容易

 McAfee Endpoint DLPとSkyhigh Security Cloudの最新の統合版では、すでにDLPをご利用のお客様はMcAfee ePOコンソールを通じて現在のエンタープライズDLPポリシーを簡単にクラウドに拡張することができます。たった1回のクリック、1分以内で2つのソリューションを簡単に接続可能です。

2.一貫性のあるDLP検出

 エンドポイントに存在しているか、ネットワーク経由で共有されているか、またクラウドアプリケーションへのトラバースの有無に関係なく、データを保護するための一貫したデータ保護ポリシーが作成されます。これは、McAfee ePOコンソールから、クラウドDLPポリシーの定義に役立つオンプレミスのDLP分類タグを共有することで実行されます。これらのタグはすぐに使用できます。

3.単一コンソールからインシデント管理とレポート作成

 McAfee ePOコンソールを使用すると、一元管理が可能になります。DLP違反はオンデマンドデバイスかクラウドアプリケーションかに関係なく、McAfee ePOで表示されます。

 統合により、リアルタイムのアクティビティ監視やシャドー ITに対する脅威の防御、クラウドデータ使用での異常な動作の特定、McAfee®Global Threat Intelligenceのクラウドデータ検査、またすぐに使用可能なビジネス要件、コンプライアンス規制・業界・クラウドサービス・サードパーティに応じたポリシーテンプレートなどの追加的な特典もあります。

 クラウド上で作成されたり、クラウド上に送信されるデータがいよいよ増大している今日、企業があらゆるデータ漏洩の経路 – エンドポイント、ネットワーク上またはクラウウドアプリケーション上の管理されていないデバイスなど – からデータを保護する一貫したDLPポリシーがあることがこれまで以上に重要になっています。統合の実例についてのビデオ(英語)もご覧ください。

※本ページの内容は、2018年9月19日(US時間)更新の以下のMcAfee Blogの内容です。

原文:The Top 3 Reasons to Integrate DLP with a Cloud Access Security Broker

著者:Cindy Chen


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