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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」第230回

iPhone発表会でてんてこ舞いだった筆者を助けてくれたデジタルアシスタント

2018年09月21日 15時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

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Steve Jobs Theaterで開催されたAppleのイベント。昨年と同じ最後列中央に座りました

 9月12日のアップルのイベントに前後して、私事でもバタバタとしてしまい、時間も記憶の感覚も曖昧な2週間を過ごしています。こういうときには、目の前で起きることを落ち着いて処理していくしか、平静を取り戻す方法はありません。もちろんこれは、私が常にそうできると言っているのではなく、自分に対しての戒めと確認です。

 自分の記憶や行動が曖昧になる時、助けてくれるのは記録です。手元にあるスマートフォンで、何種類かの記録をできるだけ手間をかけずに取っていくことが肝要です。普段からやっていたり、あらためて設定した内容について、触れていきましょう。

イベント中はこんな感じでiPad Proでメモを取りながら、首に提げているミラーレスカメラで撮影していました

どこに、いついたのかを忘れないで済む
「Foursquare」あらため「Swarm」の活用

 自分の行動をふりかえるとき、いくつかのデジタルな手段で用意しておくことが重要です。特に、時間と場所の情報があるだけでも「ああ、あのとき何をしてた」と思い出す重要な手がかりになります。というよりは、ほぼ自分の行動そのものなのですが。

 スマートフォンにはGPSがあり位置情報と時間の情報を持っています。これを生かさない手はありません。自分の位置情報を自動的に記録してくれるツールとして、「Swarm」というアプリを使っています(https://ja.swarmapp.com/)。

 このアプリはかつて「Foursquare」という名前でしたが、個人向けのチェックインアプリは、テーマカラーが青からオレンジに、アイコンもドッジボールからハチへと変わりました。

 Swarmは、iPhoneでアプリを開いて、今いる場所をワンタップで記録することができるアプリです。iPhoneの通知センターの中に収まるウィジェットやApple Watchアプリもあり、手首だけでもチェックイン可能です。しかし、忙しい時にはそもそもいちいちアプリを開いてチェックインなんてできません。

Swarmアプリでありがたいのはチェックインし忘れても後から行った場所と時間を正確に確認できる点。場所が違っていても、編集して修正可能です

 そこでSwarmアプリでは、かつてチェックインしたことがある場所に近づくと通知を送ってくれる仕組みがあります。iPhoneだけでなくApple Watchからでも、ワンタッチでチェックインを済ませることができます。

 さらにさらに、チェックインし忘れていても、GPSと端末のモーションセンサーの状況からそこにいたと判断される場所を記憶しておき、後からでもチェックインすることができるのです。

チェックインの場所を記録し、
その場所をカレンダーに自動で登録してくれる

 Swarmのチェックイン履歴はカレンダーのフィードとして提供されています(https://ja.foursquare.com/feeds/)。これをAppleのカレンダーアプリやGoogleカレンダーに読み込むことで、自分のいた場所をカレンダー上に記録できます。特におすすめなのが、IFTTTを用いたSwarmとGoogleカレンダーの自動連携です(https://ifttt.com/applets/85588500d-swarm-foursquare-google-shout)。早速1つ作ってみました。

 IFTTTは複数のウェブサービス同士をプログラミングなしで連携させることができるサービスで、SwarmとGoogleカレンダーの双方にIFTTTからログインすることで、データの受け渡しが可能になります。上で紹介したレシピでは、Swarmでチェックインすると、Googleカレンダーに新規イベントを作成する仕組みになっています。

 Googleカレンダー側で新しい専用のカレンダーを用意しておくと、普段見ているカレンダーの中で、自分がどこにいたのかを一覧することができるようになります。

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