ブロックチェーン市場 支出額予測 （主要地域別）、2017年～2022年
IDC Japanは9月5日、「ブロックチェーン関連市場予測」を発表した。2018年は昨年に比べておよそ2倍にあたる市場の成長となっている。
Worldwide Semiannual Blockchain Spending Guideの支出額推定で、2018年の支出額は15億ドルと見込まれ、2017年のおよそ2倍。2022年に117億ドルに達すると見込んでおり、5年間の年間平均成長率（CAGR：Compound Annual Growth Rate）は73.2％になると予測している。
地域別にみると、最大市場はやはり米国となっており、全世界支出額の36％以上を占めるという。西ヨーロッパや中国などが続くが、IDCでは2018年～2022年の予測期間内ですべての地域で市場が成長すると見込んでおり、とくに日本とカナダでの成長を予測している。
日本国内における2018年のブロックチェーン関連支出額は世界の2.9％に留まるものの、今後のサプライチェーンへのブロックチェーン導入など、グローバルでの取り組みの影響を受けて急速に拡大すると考えられるという。
