このページの本文へ

防水規格「IP67」に準拠、25種類以上の耐久テストもクリア

水に浮く360度全指向Bluetoothスピーカー、 低音強化で迫力サウンド

2018年09月13日 23時20分更新

文● 八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Ultimate Earブランドの新スピーカー「Ultimate Ears MEGABOOM 3」「Ultimate Ears BOOM 3」が発表。同ブランドの新製品が登場するのは3年振り

 ロジクールは9月13日に発表会を開催し、Ultimate Earブランドの360度全指向Bluetoothスピーカー「Ultimate Ears MEGABOOM 3」(以下、MEGABOOM 3)「Ultimate Ears BOOM 3」(以下、BOOM 3)、ワイヤレス充電ドック「POWER UP 充電ドック」を発表した。価格はMEGABOOM 3が2万9880円(税別、以下同)、BOOM 3が2万2880円、POWER UP 充電ドックが4880円。

さりげなくロゴが刷新されている。今までのロゴはUEとだけ書いていたが、もう少しブランドのヒストリーを前面にだしていきたいという思いがあって、ブランド名を全部書き出したのだという

防水規格「IP67」に準拠
25種類以上の耐久テストを実施

 MEGABOOM 3とBOOM 3は、円筒形の筐体で360度全面がスピーカーになっており、臨場感のあるステレオ音響を実現。スピーカーはファブリックカバーで覆われており、頑丈な外装となっている。アウトドアでも利用できるように、同社で転倒試験や落下試験など25種類以上の耐久テストを実施している。

360度全指向のスピーカーを搭載

耐久性に優れたファブリックカバーを採用

 どちらも防水規格「IP67」に準拠し、最長30分間水に浸した状態でも動作するとしている。加えて、水に浮くためプールなどでも安心して使用できるのも特徴だ。

水に浮くスピーカーなので、プールなどにも持っていける

 電気自動車などと同様の電池テクノロジーを採用し、MEGABOOM 3は最大20時間、BOOM 3は最大15時間の連続再生が可能。自宅で使用する場合にPOWER UP 充電ドックを使用すれば向きを選ばず置くだけで充電できる。

POWER UP 充電ドック

向きを選ばずに設置するだけで充電が開始される

 Ultimate Earアプリの「PartyUp」を利用すれば、従来モデルを含めたUltimate Earのスピーカーをペアリングし、同時に出力できる。従来モデルだと最大50台だったが、MEGABOOM 3とBOOM 3は150台以上ペアリングが可能だ。通信距離も進化しており、最大45mまでワイヤレス接続ができる。

大人数で楽しむ場合、アプリを使ってペアリングすれば複数台が同時に出力ができる

 本体上部には「MAGIC BUTTON」と呼ばれるボタンがあり、再生、停止、スキップなどの操作が可能なほか、あらかじめ設定しておけば、MAGIC BUTTONを押すだけでApple Music内にあるプレイリストが再生できる。側面には音量調節ボタンも備えている。

本体上部に「MAGIC BUTTON」を搭載

側面の+と-のボタンで音量調節が可能。なお、カラバリはブラック、ブルー、パープル、レッドの4色

Apple限定カラーも

中高音域はそのまま、低音を強化

ロジクール クラスターカテゴリーマネージャーの黄 佑仁氏

 発表会では、ロジクール クラスターカテゴリーマネージャーの黄 佑仁氏が登壇し、製品について説明した。 黄氏が開発にあたって重きを置いていたのは、ミュージシャンが作った音をいかに忠実に再現するかという点だ。これを実現するために、クリアな中高域のまま、低音を強化。黄氏は「低音の進化については、従来モデルと比べてみればすぐにわかると思います」と自信をみせた。

KAZ THE FIREさん(写真左)。Chris Brownの楽曲振り付けを担当したこともあるというスゴイ人

 また、ヒップホップダンサーのKAZ THE FIREさんが登場し、MEGABOOM 3を使ってパフォーマンスを披露。KAZ THE FIREさんは、尊敬するダンサーがUE ROLLをオススメされて、すぐに買いに行ったのがきっかけで、それからずっとUltimate Earブランドのスピーカーを使用しているという。Ultimate Earブランドのスピーカーは仕事で海外に行く際にも持ち運んでいるとのことで、「海外のホテルって、怖いじゃないですか。だからお風呂にもスピーカーを持ち込んで、ずっと音楽を聴いていました」とコメント。

発表会冒頭にダンスパフォーマンスを披露。この日のためにKAZ the FIREさんが振り付けを考えたのだという

 MEGABOOM 3とBOOM 3については「ダンスの練習をするときに、大音量にできるのがうれしいですね。場所によってはスタジオのスピーカーよりも音でますから」とコメント。加えて「トータルで考えても、本当に1番いいと思います。低音がしっかりしているのに聞きやすいので、ストレスを感じないでずっと聞いていられます。今は、寝るときはベッドのそばに置いて、起きたらすぐ音楽を聴けるようにしていますよ」と太鼓判を押した。

 MEGABOOM 3とBOOM 3、POWER UP 充電ドックは、9月20日より全国の家電量販店およびオンラインサイトで販売予定だ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中