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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第110回

mineoのソフトバンクプランに早速加入 そのメリットは?

2018年09月14日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII編集部

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速度測定サイトで実測
ドコモプランとの差は特に感じない

 テストに用いたZenFone 5は2つのSIMを挿入して、2つの電話番号の同時待受ができる特徴がある。手元にあったドコモのネットワークを使ったmineoのDプランのSIMも挿入。データ通信で利用するSIMを切り替えながら速度比較している。

 まずは午前中の速度。どちらも差はないくらい順調で、80Mbps程度出ている。SプランとDプランの差はほぼないと思ってよい。

 午後3時のネットワークは速度が若干遅くなった程度で、早いことに変わりはない。実際に利用しても快適に利用できた。

 最後は速度が最も早いことが多い、早朝での比較。ここではDプランが非常に良い値を示している。測定場所の関係から、ソフトバンクネットワークの電波が若干弱かった可能性があるが、実際にウェブ閲覧をした使用感では、特に差は感じられずSプランでも非常に快適だった。

 以上を総合すると、mineo同士で比べた場合、SプランとDプランの差はほぼないと言うことができそうだ。

あえて若干高いソフトバンクプランを使う理由は
ソフトバンクのSIMロックがかかった端末での利用か

 すでに1週間近く使ってるが、実際に使ってみてもSプランとDプランでは特に差はないというのが結論だ。ネットワークも(今回テストした範囲では)サービスエリアに大きな差はないため、SIMフリースマートフォンであればどちらでも使い勝手は似たようなものになる。

 そうであればmineoを使う上で、積極的にSプランを選ぶ理由は特になく、より安価なDプランがオススメとなる。それでもSプランを選ぶ理由は、(SプランのSIMでしか使えない)ソフトバンクのSIMロックのかかったiPhoneなどを使うときだろう。プラチナバンドの対応がソフトバンクと同じ「バンド8」という機器でも有効と言える。

 また、他社にもソフトバンクネットワーク採用の格安SIMはあるが、mineoを選ぶ理由は音声通話付きSIMでも、違約金が適用される最低利用期間がないこと。1年以内でのMNP転出時は手数料がかかるが、短期間、昔のソフトバンク版iPhoneを復活させたいという場合にも役立ちそうだ。


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