このページの本文へ

非常用電源装置で約60時間を無停止で乗り切る

石狩データセンターへの電力供給が回復

2018年09月08日 16時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 北海道の震災の影響によって非常用電源設備での運用を続けていたさくらインターネットの石狩データセンターだが、2018年9月8日に北海道電力からの電力供給が回復。9月8日12時30分より復電作業を開始し、14時5分に非常用発電設備の稼働を停止した。

電力供給が回復したさくらインターネットの石狩データセンター

 さくらの石狩データセンターは、9月6日未明の震災の影響で北海道電力からの電力供給が停止され、備蓄済みの48時間分の燃料をもって非常用電源設備での運用を続けていた。その後、9月7日にはデータセンターの運用に必要な電力の約50%分の電力供給が再開。また、非常用電源設備の稼働に必要な燃料を石狩市役所、経済産業省などの支援によって調達し、本日11時15分追記で9月13日まで稼働できる燃料を調達したと発表されていた。

 さくらインターネットでは、全道的に電力が不足している状況を鑑み、「輪番停電などに弊社も協力していくとともに、不測の事態に備え、非常用発電設備の再稼働を視野にいれた体制を継続いたします」とコメントしている。

カテゴリートップへ

灯油タンクで残量検知を実現!北海道の生活を守るIoTとは【熱量IoT】#3

動画一覧はこちら!