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IFA 2018レポート第25回

スピーカーにテレビ、白物家電! IFAで発表されたスマートデバイスがアツイ!

2018年09月07日 10時00分更新

文● 山本 敦 編集●ASCII

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 世界最大級のエレクトロニクスショー「IFA 2018」の魅力は、黒物・白物、そしてIT・通信までさまざまな機器がつながって実現するスマート家電ライフの進化について、横串を挿しながら一望できるところにもある。今年のIFAで見つけたスマート家電やソリューションの数々を振り返ってみよう。

Googleやアマゾンだけじゃない!
まだまだあります! スマートスピーカー編

 日本ではすっかりグーグルの「Google Home」や、アマゾンの「Amazon Echo Dot」と「Spot」あたりがスマートスピーカーの“勝ち組”として定着してしまった印象もあるが、IFA 2018では用途やサイズ、価格などもバラエティーに富む新しいスマートスピーカーを数多く見つけることができた。新製品の登場がスマートスピーカーを再び元気づけてくれるのだろうか?

 ソニーは重低音再生を特徴とする“Extra Bass”シリーズのスマートスピーカー「SRS-XB501G」を発表した。AIサービスはGoogleアシスタントを採用する。2.1ch構成のステレオスピーカーシステムを内蔵。エンクロージャーを密閉型構造として、クリアで力強い低音を鳴らし切る。「Music Center」アプリを使って、本体に搭載するLEDの点滅や色の設定が変えられるパーティー向け機能はシリーズの他のスピーカー同様にしっかりと乗せてきた。三脚に立てて置けるし、本体はIP65相当の防水・防塵仕様。アウトドアでガンガン使いたい。

ソニーにとってはGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカー第2弾「SRS-XB501G」を発表
底面に三脚を装着するためのスクリューを設けている

 伝説のギターアンプを模したデザインのワイヤレススピーカー、イヤホンにヘッドホンを展開するマーシャルからも「ACTON II」と「STANMORE II」が欧州で10月以降に発売される。最初にAmazon Alexaバージョンから販売がスタートして、Googleアシスタントバージョンが後から続く。STANMORE IIは399ユーロ(約5.2万円)での販売を予定しているので、既存のスマートスピーカーの中では高級モデルの部類に入る。スピーカー構成は2.1ch。3.5mmのステレオミニ入力のほか、RCAの音声入力も搭載しているので、アナログレコードプレーヤーやCDプレーヤーをつないで音楽を鳴らす用途にも最適だ。

日本でも若年層の音楽ファンに人気の高い、マーシャルのポータブルオーディオからワイヤレススピーカー2機種がスマート化
背面にRCA音声入力があるので、アナログレコードプレーヤーをつないだり色んな楽しみ方ができる

 デンマークのオーディオブランド、Libratone(リブラトーン)は着せ替えが楽しめるバッテリー内蔵のワイヤススピーカー、「ZIPP 2」と「ZIPP 2 MINI」にAmazon Alexaを搭載するスマートスピーカーを発売する。1台で360度に広がる立体サウンド、置いた部屋のルームアコースティックを自動測定して音場を調整する機能や、天面のタッチコントローラーなどを機能的な特徴としている。ほかにもApple HomeKitへの対応によるAirPlay 2の機能を搭載しているので、iPhoneやiPadとの親和性が高いワイヤレススピーカーであることが特筆だ。

デンマークのスタイリッシュなオーディオブランド、リブラトーンの「ZIPP 2」と「ZIPP 2 MINI」にもAlexaが乗る
底面側にスピーカーアレイを内蔵した

 ハーマンインターナショナルが取り扱うブランド、harman/kardonからはGoogleアシスタントを内蔵する「CITATION(サイテーション)」シリーズのスマートスピーカーが一挙に6機種も発売される。Kvadrat社の傷つきにくく、音の透過性にも優れるファブリック素材をあしらった、ペア売りで展開される「CITATION TOWER」は、オプションとして販売されるサブウーファーやリアスピーカーを追加してリアル5.1chのサラウンド環境が組める。それぞれの機器をWi-Fiで接続して、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源を通せる「WiSA」の技術まで搭載した、つまりは「ハイレゾ対応」のスマートスピーカーだ。

harman/kardonのCITATIONシリーズ
Googleアシスタントを内蔵するスマートスピーカーがいっきに6種類も増えた

 LGエレクトロニクスはGoogleアシスタントを搭載するスマートスピーカー「WK7」を既に欧州で発売中。Googleのスクリーン付スマートスピーカー“Googleスマート・ディスプレイ”の初期パートナーとして、約8型のタッチスクリーンを搭載する「WK9」を欧州では10月から発売予定。音響のチューニングは英メリディアン・オーディオが担当。LG独自のAIプラットフォームである「ThinQ」をハイブリッドで乗せているので、同社製の冷蔵庫やワインセラー、エアコンなど生活家電を音声でより快適にコントロールできる。

LGエレクトロニクスはGoogleアシスタントを搭載したスマートディスプレーをこの秋に発売予定

 なお、LGエレクトロニクスからは一昨年のIFAから展示されてきたThinQ対応のスマートロボット「CLOi(クロイ)」が、いよいよ韓国で10月に発売されることになった。本体にスピーカーを内蔵しているので音楽も聴ける。感情センサーが搭載されていて、頭をなでてあげるとスクリーンの表情を変えながらココロを表現したり、CLOiが自らユーザーに声をかけてきたりもする。欧州での発売予定は来年。価格は650ドル(約7万2000円)になる予定。

LG ThinQに対応するアシスタントロボット「CLOi」も韓国で発売が決まった

 ファーウェイは4G LTE対応のルーター機能やスマートホームのハブ機能を内蔵するスマートスピーカー「AI Cube」を開発中。AIサービスはAmazon Alexaを搭載する。内容積を広く取ってパワフルな音を再生するという。発売時期は未定。ファーウェイはスマート照明や見守りカメラなど独自のIoTデバイスの展開にも合わせて力を入れていくようだ。

ファーウェイもスマートスピーカーに進出。AIアシスタントにはAlexaを搭載する
見守りカメラやセンサーなどIoTデバイスも揃える

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