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T教授の「戦略的衝動買い」 第496回

半年前に衝動買いした「GEMINI PDA」用外付けカメラモジュールが到着

2018年08月29日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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外付けカメラでの撮影時には
GEMINI PDAの液晶を開く必要あり

カメラモジュールの取り付けが問題なければ、再起動すると確実に外部カメラを認識して即使えるようになるはず

カメラモジュールの取り付けが問題なければ、再起動すると確実に外部カメラを認識して即使えるようになるはず

 外部カメラを使って被写体を撮影するには、シャッターボタンやファインダー機能、そのほかさまざまな設定操作は液晶画面上で行うため、クラムシェル型の液晶画面を必ず開く必要がある。しかし、キー入力が命のPDA型スマホであっても、筆者的にはカメラ機能はやはり必要な機能だろうと考えている。

撮影はふつうのスマホと同様、液晶画面で被写体をとらえて、画面上の絞りボタンを押すことでシャッターを切ることができる。エンターキーを押すことでも撮影可能だ

撮影はふつうのスマホと同様、液晶画面で被写体をとらえて、画面上の絞りボタンを押すことでシャッターを切ることができる。エンターキーを押すことでも撮影可能だ

実際の撮影画像。500万画素ってこんな感じだったかなぁ……という感じの懐かしさのある解像度

実際の撮影画像。500万画素ってこんな感じだったかなぁ……という感じの懐かしさのある解像度

 500万画素という現代では非力なイメージのデジカメ機能でも、無いよりは遥かに良い。今回は、キットに付属の組み立て説明書や自宅近隣の風景を、カメラ機能をアドオンした「GEMINI PDA(500万画素)」、筆者のメインスマホである「HUAWEI P20 Pro(1000万画素として設定)」「NOKIA 8110(200万画素)」「Jelly Pro(800万画素)」の4台を持ち歩いて撮影してみた。

GEMINI PDAのハイライトは決してカメラ機能ではないが、今回は最近筆者の使っている「HUAWEI P20 Pro(1000万画素設定)」「NOKIA 8110(200万画素)」「Jelly Pro(800万画素)」の3台でも同じ被写体を撮影して比べてみた

GEMINI PDAのハイライトは決してカメラ機能ではないが、今回は最近筆者の使っている「HUAWEI P20 Pro(1000万画素設定)」「NOKIA 8110(200万画素)」「Jelly Pro(800万画素)」の3台でも同じ被写体を撮影して比べてみた

書類の撮影では、ビジネスで使うにはギリギリのクオリティだった

書類の撮影では、ビジネスで使うにはギリギリのクオリティだった

近所のお家の玄関先の花を撮影してみた。GEMINI PDAは左上

近所のお家の玄関先の花を撮影してみた。GEMINI PDAは左上

近所のアパートのメーターを撮影してみた。GEMINI PDAは同じく左上

近所のアパートのメーターを撮影してみた。GEMINI PDAは同じく左上

 ドキュメント撮影に関しては、ビジネス的には何とか使えるレベル。風景や物撮りでは、画素数なりの差が感じられるのは止むを得ないだろう。ビジネスエリアで活躍が望まれるGEMINI PDAなら、もらった名刺を事後すぐに撮影したり、ホワイトボードの議事録を撮影したり、商品サンプルのイメージを記録する程度のことに使うのが妥当だろう。

フルキーボードをサポートする、昭和世代のパソコンユーザーにはうれしいPDAライクなスマホに、ついにカメラが搭載されて最高の気分だ

フルキーボードをサポートする、昭和世代のパソコンユーザーにはうれしいPDAライクなスマホに、ついにカメラが搭載されて最高の気分だ

 筆者的には、昨今のスマホ機能に加えて、議事録書きや原稿ネタのハイライトをキーインしたり多少の長文も入力できるフルキーボードを搭載しつつ、堅牢でどこにでも片手で持ち歩けるという往年のPDAの良さに撮影機能が付加されることで、ますます楽しくて実用的なGEMINI PDAに成長したと感じている。贅沢を言えばきりがないが、ひとまずは今のカメラ品質に納得して使い続けようと考えている。

どこにでも片手で持ち歩け、さまざまなビジネスシーンで活躍できるスマホ+パソコン未満の存在である「GEMINI PDA」。ユーザーの使い方次第で、極めてユニークな働きをしてくれそうなスマホ時代のPDAだ

どこにでも片手で持ち歩け、さまざまなビジネスシーンで活躍できるスマホ+パソコン未満の存在である「GEMINI PDA」。ユーザーの使い方次第で、極めてユニークな働きをしてくれそうなスマホ時代のPDAだ

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「GEMINI EXTRENAL CAMERA MODULE」

販売:https://store.planetcom.co.uk/
価格:39.99ポンド


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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