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MSI「MEG X399 CREATION」

32コアに対応するMSIのハイエンドX399マザーが登場

2018年08月14日 23時39分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 MSIから、AMD X399搭載のハイエンドマザーボード「MEG X399 CREATION」が発売された。COMPUTEX TAIPEI 2018でも展示されていた、E-ATXサイズの第2世代Ryzen Threadripper対応モデルだ。

AMD X399搭載のハイエンドマザーボード「MEG X399 CREATION」。19フェーズVRM電源回路やデュアル8ピン電源コネクターを備える

 発売が始まった32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 2990WX」にも対応するAMD X399搭載のハイエンドマザーボード。とにかく豪華な作りが話題の製品。19フェーズVRM電源回路やデュアル8ピン電源コネクターを実装し、ヒートパイプ内蔵ヒートシンクを装備。CPU回りの電源回路設計を最適化することで第2世代Ryzen Threadripperの性能を最大限引き出すとしている。

ヨロイで武装したような重厚感のある「MEG X399 CREATION」。32コア/64スレッド「Ryzen Threadripper 2990WX」に対応する

 さらに、M.2スロットを4つ増設可能にするビデオカードのような拡張カード「M.2 XPANDER-AERO」が標準で付属。マザーボード上のM.2スロット3つと合わせ、合計7基のM.2 SSDを搭載できる。なお、マザーボード側のM.2 スロットは、SSD冷却用ヒートシンク「M.2 SHIELD」を備える。

「PCI-E STEEL ARMOR SLOT」仕様のPCI Express(3.0) x16は4本装備。2基のギガビットLANやインテル製によるWi-Fiも備えている

 そのほか、メモリー配線やメモリー用デジタル電源設計を備え、メモリーパフォーマンスを向上させる「DDR4 Boost」、スタジオグレードのオーディオ品質を実現する「Audio Boost 4」、電磁干渉を防ぎ重いカードも安心な高耐久PCI Expressスロット「PCI-E STEEL ARMOR SLOT」を装備。おなじみのLED機能「Mystic Light and Mystic Light Sync」により、ヒートシンクやI/Oカバーなどの発光と制御ができる。

M.2スロットを4つ増設可能にするビデオカードのような拡張カード「M.2 XPANDER-AERO」(画像はCOMPUTEX取材時のもの)

 主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×4、PCI Express(2.0) x1×2。メモリーは、DDR4 DIMM×8(DDR4-3600(OC)/3200(OC)/2800(OC)/2667/2400/2133MHz、最大128GB)という構成。

 オンボードインターフェースとして、ギガビットLAN(Intel I211)×2やサウンド(Realtek ALC1220 8CH HD Audio)、Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac wave2+Bluetooth 5(Intel Wireless-AC 9260)、M.2×3、SATA3.0×8、USB 3.1×1、USB 3.0×14、USB 2.0×4などを装備する。

 価格は6万7824円。パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で販売中だ。

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