8GBメモリーに240GB SSD、普段作業でしっかり使える性能

常にカバンに入れておける安心感、モバイルに最適な6万円台ノートPC

文●柴田尚 編集●八尋/ASCII

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「m-Book C100SN-S2」

 手軽に持ち運んでどこでも作業ができるモバイルノートがほしい人は大勢いると思うが、財布事情的になかなか手が出ないのが実情ではないだろうか。そんな人にオススメしたいのが、6万2424円からと手頃な価格で購入できるマウスコンピューターの「m-Book C100SN-S2」だ。

 CPUに4コアのCeleron N4100(1.1GHz)を採用し、ストレージは240GB SSDを搭載。ビジネス用途には十分なスペックを持つ。重さは約1.2kgとラクに持ち運べるうえ6時間駆動を実現しており、モバイル用途にはぴったりだ。今回はこのm-Book C100SN-S2の外観などについて紹介する。

オーソドックスなノートという作り。ビジネスシーンでも浮かない落ち着いたデザインだ

 m-Book C100SN-S2は、およそ幅292.4×奥行き206.5×高さ24.5~29.9mmとA4より若干ながら小さいフットプリントとなっている。ディスプレーは11.6型のノングレアタイプで、光源が変わる様々な場所で使用するモバイル用途では、映り込みのない液晶がうれしい。解像度は1366×768ドットで、単体で使用するには問題ない。また、外部出力ならば最大で3840×2160ドットまで対応しているので、自宅やオフィスでは外部ディスプレーを活用するといった選択肢もとれる。

天板はロゴが入ったマットな質感で、指紋などの汚れが付きにくくなっている

 取り外し可能なバッテリーは、装着すると少し膨らんでいる部分ができ、スタンドのような役割も果たしてくれる。装着時の重量は前述したとおり約1.2kgで、気軽に持ち歩けるレベルである。

脱着可能なバッテリーは膨らみがありスタンド代わりになる。手で持ち歩く際はここを握ると持ちやすい

 各種端子は左右に振り分けられており、左側面にはD-Sub15ピン、HDMI出力、USB 3.0、マイク端子、ヘッドフォン端子を備える。右側面は、電源、有線LAN端子、UHS-I対応のマルチカードリーダー、USB 2.0×2となる。大まかに、左側にAV系、右側にデータ入出力系といったところだ。

左側面。D-Sub15ピン、HDMI出力、USB 3.0、マイク入力、ヘッドフォン出力端子が並ぶ

右側面。電源、有線LAN端子、マルチカードリーダー、USB 2.0×2基が並ぶ

 ACアダプターは軽量かつ超がつくほどコンパクトで、本体ととくに持ち運んでもまったく気にならないほど。バッテリー駆動時間が約6.1時間もあるうえ、ACアダプターのこの設計は充電切れの不安感を解消してくれるのでとてもうれしい。

 今回試用したm-Book C100SN-S2の基本構成は以下の通り。次回は実際に持ち運んだり使ってみた操作感などについて紹介していく。

試用機の主なスペック
機種名 m-Book C100SN-S2
CPU Celeron N4100(クアッドコア、定格1.10GHz、最大2.40GHz、4MBキャッシュ)
グラフィックス インテル HDグラフィックス 600
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD(SATAIII接続)
ディスプレー 11.6型(1366×768ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5
インターフェース USB 3.0端子×1、USB 2.0端子×2、HDMI端子、D-sub 15ピン、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、マルチカードリーダー
サイズ/重量 幅292.4×奥行206.5×高さ24.5~29.9mm/約1.2kg
OS Windows 10 Home(64bit)