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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第5回

「1本の染色体」しかない新酵母/ウーバーが自動運転トラックから撤退

2018年08月06日 11時30分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

「1本の染色体」しか持たない新酵母、中国人研究者がCRISPRで作製

少なくとも過去1000万年の間、 ビールの醸造に使用したり、パンに入っているのが見つかったりした酵母細胞は、すべて16本の染色体を持っている。だがいまや、クリスパー(CRISPR)技術と中国人DNA編集者により、たった1本の染色体しか持たない生きた酵母が誕生した。

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専門知識なしで量子プログラミングを、グーグルが無償ソフト公開

量子プロセッサーの開発が進む一方で、量子コンピューターで実行するソフトウェアを作成できるのは依然として、高度な専門知識を持つ一握りの研究者に限られている。グーグルは新たに、専門知識が無くても、量子コンピューターで実行するアルゴリズムを開発できるオープンソース・ソフトをリリースした。

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100万人調査で判明した 遺伝子と学歴の関係

40の機関から集まった研究チームが、100万人分以上の遺伝子プロファイルを使って学歴と遺伝子の関係を表す「遺伝子スコア(得点)システム」を作成した。5段階評価で教育レベルを大まかに予測できるという。

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ウーバーが自動運転トラック部門を閉鎖、開発撤退へ

7月30日、ウーバーは自動運転トラックのプロジェクトを中止すると発表した。ウーバーは自動運転トラックのスタートアップ企業、オットー(Otto)を2016年に買収して以来、自動運転テクノロジーを追求してきた。

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デザイナーベビー容認も「不平等」には懸念の声、米調査

遺伝子を変更した赤ちゃんの誕生を容認する一方で、 富裕層との間での不平等が起こることには反対——。

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ベーシック・インカムは 人々を幸せにするのか? 世界最大の実験で見えた変化

カナダのオンタリオ州ではベーシック・インカム(最低所得保障制度)の大規模な実験が実施されている。4000人を対象に年間1万3000ドルを3年間支給する世界最大規模の実験だ。シリコンバレーが考えるユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)とは異なるこの取り組みは、人々の不平等を減らし、働き方や暮らしを変え始めている。

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福島第一原発事故がカリフォルニア・ワインに残した確かな痕跡

大気圏内の核実験では、大量の放射性物質が大気中にまき散らされる。1950年代から1980年までのワインには、その痕跡が克明に現れている。日本の福島第一原発の事故に由来するセシウム137が当時生産されたカリフォルニア・ワインから検出されるかどうかを薬理学者が調べた。

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イーサリアムに登場した予測市場に著名人の「暗殺予告」リスク

特定の出来事が発生するか否かを賭けられる「個人間の予測市場」を、利用者個人が作成できるイーサリアム・ベースの新たなアプリケーション「オーガー(Augur:占い師)」に、早くも暗い影が忍び寄っている。

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