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宇宙データのオープン&フリー化による新たなビジネス創出に期待

さくらインターネット、衛星データプラットフォームの開発・利用促進を行なう「xData Alliance」を発足

2018年07月31日 15時50分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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TellusとxData Alliance

 さくらインターネットは7月31日、経済産業省の衛星データプラットフォームの開発・利用促進を行なう「xData Alliance」を発足した。

 経済産業省では、宇宙データのオープン&フリーによって各種宇宙ビジネス創出を実現するプラットフォームの開発を進めており、さくらインターネットは経済産業省の「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」に係る委託先としての契約を5月9日に締結。同社の大規模なストレージを活かしてプラットフォーム「Tellus(テルース)」の構築や運営に取り組むとしている。xData Allianceは、Tellusの開発や利用促進を行なうアライアンスとして発足したもの。

 xData Allianceは宇宙産業関連企業を含めた21の事業者・研究機関・団体で開始し、現在行なっている事業の知見を活かして主にユーザーの視点からの提言(プラットフォームの使いやすさ向上のための提言など)を通じ、Tellusの開発に貢献するとしている。利用促進においては、全国各地でデータサイエンティストを対象としたセミナーやコンテストの開催、衛星データと組み合せるさまざまな地上空間情報の収集、ウェブでの情報提供などを実施する予定。

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