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各種ベンチマークを計測、試用機はGeForce GTX 1050 Tiを搭載、メモリーも増強

低価格でPCゲーム入門機に最適なリノベPCは快適に動くのか

2018年07月27日 07時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII.jp

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ビジネス向けパソコン「Dell OptiPlex 7010 SFF」にGeForce GTX 1050 Tiを追加し、メモリーも8GBに強化した「リノベーションPC」

 ビジネス向けとして活躍してきたパソコンのリユース品を、ゲーミングパソコンとして快適に遊べるようにリノベーションした、サードウェーブのリノベーションPC。試用機は、「Dell OptiPlex 7010 SFF」をリノベーションしたマシンで、第3世代のCore i7-3770はそのままに、GPUとしてGTX 1050 Tiを追加。メモリーも8GBまで増設し、ストレスなくゲームで遊べるかの検証も実施されている。はたしてその実力はどれくらいだろうか。今回は本機の実力を探るべく、定番のベンチマークテストを実施し、全体的な性能を検証してみた。

 まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」「PCMark 10」を用いて、性能をチェックしてみた。

 総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home Accelerated」「Creative Accelerated」の2種類をチェックした。スコアはHomeが4596、Creativeが6344となった。さすがに最新のCoreプロセッサーを搭載するゲーミングパソコンと比べるとスコアは劣るが、想像していたよりもいいスコアだった。

ブラウジングやビデオチャットなどの通常作業におけるパフォーマンスを測るHome Acceleratedの結果
3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測るCreative Acceleratedの結果

 PCMark 10は、PCMark 8にあった各種ベンチマークテストを統合したベンチマークテスト。アプリ起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」、オフィス製品などでの性能を測る「Productivity」、画像や動画製作などの性能を測る「Digital Contents Creation」、ゲーム関連の性能を測る「Gaming」の4種類のチェックができる。スコアはEssentialsが7528、Productivityが6068、Digital Contents Creationが4516、Gamingが5321となった。

PCMark 10の結果

 3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストが可能な「CINEBENCH R15」では、CPU性能などが計測できる。スコアは、グラフィックスAPIのOpenGLが87.99fps、CPUのマルチコアでのパワーを測るCPUは675cbという結果となった。そこまで低いスコアではないが、第8世代だとCore i5でも1000cb弱のスコアが出るため、さすがに最新CPUと比べると劣ってしまう。価格がリーズナブルな分、CPUの性能には割り切りが必要だ。

「CINEBENCH R15」のOpenGLのテスト結果CPUのテスト結果

 ゲーミングパソコンとして気になるのはやはりゲームを快適に遊ぶための3D性能だろう。GPUのパフォーマンスを測るため、3DMarkを計測したところ、スコアは「Fire Strike」で6425、「Sky diver」で18738、「Time Spy」で2380となった。これくらいのスコアであれば、よほど負荷が高いゲームでなければフルHDでもある程度快適に遊べるだろう。

Fire Strikeの結果
Sky diverの結果
Time Spyの結果

 では、実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲーム系のベンチマークで本機のパフォーマンスを見てみよう。まずは、ゲームの中でもそれほど負荷の高くない「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」から計測。フルスクリーン、1920×1080ドットという設定で測ったところ、標準品質・最高品質ともにすごく快適という結果となった。

1920×1080ドット、標準品質、スコア17183(すごく快適)1920×1080ドット、最高品質、スコア16903(すごく快適)

 ドラクエベンチより高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者 ベンチマーク」も計測。今回は高品質と最高品質でテストしてみたが、最高品質でも非常に快適に遊べるという結果となった。このベンチマークで快適に遊べるというスコアは7000以上となっているが、最高品質でもそれをクリアするスコアが出ている。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア12922
1920×1080ドット、高品質、DirectX 11、スコア8450
1920×1080ドット、最高品質、DirectX 11、スコア7197

 そこで、さらに負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」も計測してみた。さすがにこのレベルのゲームとなると厳しい結果になるかと予想したが、標準品質では普通、軽品質ではやや快適という結果に。さらに上のレベルではどうか高品質でも計測してみところ、やや重いという結果となった。快適に遊ぶ目安の6000は超えられなかったが、標準品質あれば大きなストレスを感じずに遊べるだろう。

1920×1080ドット、標準品質、スコア3804
1920×1080ドット、軽品質、スコア49281920×1080ドット、高品質、スコア2754

 お手頃な価格でゲームが遊べるのが魅力のリノベーションPC。サードウェーブでは、合計4000時間を超えるテストも実施しているため、安心して使用できる。仕様的に高くなりがちなゲーミングパソコンだが、リノベーションPCであれば手を出しやすい価格で購入できるため、これからPCゲームを始めてみたい人は入門機として検討してはいかがだろうか。

試用機の主なスペック
機種名 OptiPlex リノベーションPC
CPU Core i7-3770(3.400GHz)
メモリー 8GB(PC3-12800)
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti
ストレージ 128GB SSD
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース(前面) USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク端子、ヘッドフォン端子
インターフェース(背面) USB 3.0×2、USB 2.0×4、PS/2端子×2、DVI-D端子、DisplayPort、HDMI端子×2、ラインイン端子、ラインアウト端子
サイズ およそ幅93×奥行312×高さ290mm
OS Windows 10 Home(64bit)

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