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ライトなゲームなら快適動作、ベンチでもCPU性能の高さが光る!

6コアCPUが大活躍! 仕事も趣味も快適動作の高コスパゲーミングノートPC

2018年08月01日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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「CONTROL CENTER 2.0」で動作をカスタマイズできる!

 N1545K-700/Tはそのままでも満足して使えるようになっているが、実はより細かく設定を変更できる専用ツール「CONTROL CENTER 2.0」がインストールされている。このツールには、システムモニター、基本設定、キーボードバックライト設定、スキン色の変更、Flexikey(キーカスタマイズ)の5つの機能が搭載されているが、中でも便利なのが、システムモニター、基本設定、Flexikeyの3つだ。

 システムモニターは文字通りCPUやGPUの温度、ファン回転数、メモリー使用量などをチェックできる機能。どのくらいの負荷がかかっているのか、動作クロックがいくつなのかがビジュアル的にわかるので、本体の状態を知るのに重宝する。また、ファンの回転速度を変えられるので、騒音は大きくなってもいいのでとにかく強力に冷やしたい、といったときにも活躍してくれる。

CPUやGPUの状態を表示してくれるシステムモニター機能。ファン回転数を最大にするといった操作も可能だ

 基本設定は、画面の輝度やバッテリー残量が確認できるほか、カメラ、タッチパッド、左ウィンドウズキー機能のオン/オフなどが可能。ゲーム中に使わない、むしろジャマになりがちな機能がオフにできるのは便利だ。また、動作設定として「エンターテイメント」「パフォーマンス」「静音」「省電力」の4つが用意されている。ゲームをする場合はエンターテイメントやパフォーマンスを選び、インターネットや仕事に使うときは省電力、映画鑑賞時は静音を選ぶといったように、用途に応じて切り替えられる。

4つのモードを切り替えるれば、消費電力や騒音などを押さえた動作も可能。用途に応じて使い分けるとよさそうだ

 Flexikeyは、キーに特殊な機能を割り当てられるようにしてくれるもの。単純に無効にしたり、別のキーを割り当てたりできるほか、アプリ起動、定型テキスト入力などにも活躍してくれる。この機能は「Fn+Backspace」を押せばいつでもオン/オフが切り替えられるので、うまく使えば、ゲームはもちろん仕事や趣味用途でも活躍してくれるだろう。

試しに「Caps Lock」キーにアプリ機能を割り当ててみたところ、このキーを押すだけでメモ帳が起動できた。よく使うアプリはこの機能で割り当てておくと便利そうだ

3Dゲームはもちろん、仕事用や趣味用のメインマシンとしても活躍

 N1545K-700/Tは、基本的にはゲーミングパソコンという位置付けなのだが、CPU性能の高さ、CUDAが使えるのもあって、AIやディープラーニングを試す環境としても十分。価格の安さもあって、オールマイティーに使えるコスパの高いノートパソコンを探しているというのであれば、選んで後悔しない1台といえるだろう。

 ただし、本気で使おうとすれば、メモリー8GB、SSD 250GBでは手狭になってしまう可能性が高い。予算に余裕があるならば、1万5000円(税抜)ほど高くなってしまうものの、メモリー16GB、SSD 500GBへと倍増した上位モデル、「N1545K-710/T」を選ぶのもいい選択だ。

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