このページの本文へ

Core i5モデルが登場し買いやすく、細かい部分もアップデート

基本性能強化されたデル15.6型ノートPCは相変わらずカッコイイ

2018年07月16日 10時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「New XPS 15」

 デルから人気のプレミアムノートPC新製品「New XPS 15」が登場した。超狭額縁デザインの採用により、15.6型ディスプレーを搭載しながら14型相当のコンパクトなボディーを実現しているのが特徴。今回、New XPS 15の実機を試す機会を得たので、前モデルから変わった点や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

CPUなど基本性能が強化

 New XPS 15は、約5.7 mmという極薄ベゼルにより本体幅や奥行きを抑え、一般的な14型ノートパソコンと同程度のコンパクトボディーを実現した製品。

 本体サイズはおよそ幅357×奥行き235×高さ11~17mm、重量は約1.8kg(ただし構成により異なる)と、15.6型ノートパソコンとしては非常にコンパクトだ。

筐体デザインは前モデルを踏襲しているが、天板やロゴの色などが微妙に変わっている
本体の幅は357mm、高さは11~17mmとなっており、非常にスリムな外観

 ラインアップは、第8世代Core i5-8300Hを採用した「プレミアム」と、6コア12スレッドのCore i7-8750Hを搭載した「プラチナ」、4K液晶ディスプレー採用の「プラチナ・4Kタッチパネル」、大容量メモリーとSSDを装備した「プラチナハイエンド・4Kタッチパネル・1TB SSD」の4モデル(期間限定の特別モデルを除く)。従来は第7世代Core i7-7700HQを搭載した「プラチナ」と「プラチナ・4Kタッチパネル」の2モデルだったので、比較的廉価な下位モデルの追加で選択肢の幅が広がり購入しやすくなった。

 筐体のデザインは基本的に前モデルを踏襲しており、アルミ削り出しの天板とボトムケース、カーボンファイバー製のパームレストが採用されている。変更されたのは、天板に刻印された「DELL」のロゴくらい。従来はロゴが黒っぽいダークな色だったが、新モデルでは明るいシルバーになり、より軽快な印象になった。天板のシルバー自体も少し明るい色になっているようだ。

 インターフェースの種類や配置なども基本的に前モデルと同じで、本体左側面に、電源端子、USB 3.1(Gen1)端子、HDMI端子、Thunderbolt 3(USB 3.1 Gen 2 Type-C)端子、ヘッドセット端子を搭載。また、本体右側面には、SDカードスロット、USB 3.1(Gen 1)端子、セキュリティケーブルスロットが搭載されている。

本体左側面に、電源端子、USB 3.1(Gen1)端子、HDMI端子、Thunderbolt 3(USB 3.1 Gen 2 Type-C)端子、ヘッドセット端子を搭載する
本体右側面には、SDカードスロット、USB 3.1(Gen 1)端子、セキュリティケーブルスロットが搭載されている

 ただし、細かい部分でインターフェースの仕様変更があり、性能は着実にアップしている。たとえば、HDMI端子はバージョンが前モデルの1.4から2.0に変わり、外付けディスプレーに4K/60pで出力できるようになった(従来のHDMI 1.4では4K/30pまで)。

 また、Thunderbolt 3は2レーン(PCIe×2)対応から4レーン(PCIe×4)対応に変更され、外付けSSDなどの読み取りスピードが向上している。そのほか、基本スペックに関して前モデルからの変更点をまとめたので参考にしてほしい。

従来モデルからの変更点
機種名 New XPS 15 XPS 15(前モデル)
プロセッサー 第8世代 Core i5-8300H(4コア8スレッド)/Core i7-8750H(6コア12スレッド) 第7世代 Core i7-7700HQ(4コア8スレッド)
グラフィックス インテルUHDグラフィックス630/NVIDIA GeForce GTX 1050Ti NVIDIA GeForce GTX 1050
メモリー DDR4-2666MHz DDR4-2400MHz
HDMI 2.0 1.4
Thunderbolt 3 PCIe×4 PCIe×2
ディスプレー輝度 400nit 350nit

使い勝手も着実に進化

New XPS 15 プレミアムモデルには、フルHDのアンチグレアパネルが搭載されている

 新モデルは、性能だけでなく使い勝手の面でも着実に進化している。たとえば、ディスプレーは解像度こそ従来と変わらないが、画面の輝度が従来の350nitから400nitにアップしている(1nitは1cd/m2で、1cdはろうそく1本分の明るさ)。そのため、日中の屋外のように明るい場所でも表示内容が少し見やすくなった。

 色域(再現できる色の範囲)は、フルHD液晶のプレミアムプラチナモデルがsRGB100%、4K液晶を搭載したモデルがAdobe RGB100%カバーしており、従来から大きな変化はない。しかし、新モデルはいずれもHDR(High Dynamic Range)コンテンツの表示をサポートしており、NetfilixなどのHDR対応コンテンツを、白とびや黒つぶれの少ない自然な描写で楽しめるようになっている。

 HDRはWindows HD Colorの対応によって実現しており、現時点では「設定」→「アプリ」→「ビデオの再生」で設定可能。ただし、最新のWindows 10 Insider Previewでは、「Windows HD Color」の設定画面が独立して用意されているようなので、今後設定方法などが変わる可能性がある。

フルHDの「プレミアム」モデルもHDRに対応。「HDRビデオのストリーミング」を有効にすると、NetfilxなどのHDR対応コンテンツを楽しめる

 キーボードは従来通りバックライトを内蔵したアイソレーション方式で、キーピッチに余裕があり、キーストロークは浅めながら打鍵感は良好。ちなみに従来はキーボード右側手前のパームレスト部に指紋認証リーダーが搭載されていたが(オプションで選択した場合)、新モデルでは電源ボタンに内蔵されて使い勝手が上がり、見た目もスッキリした。もともと洗練されたデザインと機能が特徴のシリーズだが、新モデルごとに洗練度が高まっているのが印象的だ。

フルサイズのアイソレーションキーボード。Back spaceやEnterキーなど一部のキーが小さいが、打鍵感は良好。電源ボタンには指紋認証リーダーが内蔵されている
キーボードはバックライト内蔵で暗所でもどのキーを押しているのかわかりやすい

 極薄ベゼルのスマートなデザインが魅力的なデルのNew XPS 15。今回は、外観や使い勝手を中心に前モデルからの変更点を紹介したが、次回は気になるパフォーマンスをチェックしていく。

試用機の主なスペック
製品名 New XPS 15プレミアム
CPU Core i5-8300H(2.3GHz/最大4.0GHz、4コア8スレッド)
グラフィックス インテル UHDグラフィックス 630
メモリー 8GB(DDR4、2666MHz)
ストレージ 1TB SSHD
光学ドライブ なし
ディスプレー 15.6型ワイド(1920×1080ドット)
インターフェイス USB 3.1 Gen 1×2、HDMI 2.0、Thunderbolt 3(USB3.1 Gen 2 Type-C)、SDカードリーダー、ヘッドセットジャック、Nobleロックスロット
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー