このページの本文へ

PS4をSSHDに換装してゲームごとに速度をチェック! ― 第4回

「ファークライ5」のゲーム開始時間がPS4では半減に!FireCudaで快適度アップ

2018年07月13日 12時00分更新

文● 飯島範久 編集●ジサトラ ハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Seagate製SSHDであるFireCudaの2TBモデル「ST2000LX001」を使用し、ゲームを変えて定期的に標準のHDDとの速度の違いをチェック!

 PlayStation 4(PS4)とPlayStation 4 Pro(PS4 Pro)の内蔵HDDの容量は最大で1TB。1TBと聞くと、十分だと思う人もいるかと思うが、PS4の場合たとえパッケージを買ってもソフトのインストールは行なわれるため、どんどん内蔵ストレージの容量は削られていく。

 さらに、アップデートによりデータが肥大化したり、ゲームのプレイ動画を録画、スクリーンショットを保存していと、すぐに容量不足に陥ることになる。

 そこで、オススメしたいのがHDDよりも高速なSeagateのSSHD「FireCuda」だ。FireCuda「ST2000LX001」は容量2TB。PS4最大の倍容量となり、実売価格1万5000円前後とコスパも良く、サイズがPS4&PS4 Pro用のHDDと同じく2.5インチなため、換装に最適な製品となっている。

 SSHDは、SSDなどで使用されている高速MLC NANDフラッシュメモリーをキャッシュとして使用することで、使用頻度の高いファイルをキャッシュに保存。キャッシュにアクセスする頻度が高まれば、そのぶん読み込み速度が速くなるわけだ。

 またSeagateは、自己学習型ソフトウェア・アルゴリズム「Adaptive Memory技術」により、データの使用を動的に監視。どのデータをキャッシュにコピーするべきかを判断し、効果的に処理速度が速くなるよう調整しているという。

 そのため、ゲームごとに効果的なシーンが異なり、ゲームによっては効果が薄い場合もある。そこで、本連載記事ではPS4 ProとPS4を使用し、ゲームを変えて標準のHDDとの速度の違いを、定期的にチェックしていく。

 PS4 Proは、ストレージの接続インターフェースであるSerial ATA(SATA)が、PS4の3Gbpsから6Gbpsに向上している。そのため、搭載された標準HDDは同じものだが速度に違いが出る。そのため、PS4 ProとPS4どちらも計測し、その結果を掲載していきたい。

「ST2000LX001」は2.5インチサイズの2TBモデルで、厚さはわずか7mmと薄い

 PS4 ProとPS4の換装方法の詳細は、関連記事を参照して欲しい。

「ファークライ5」で実測
ゲームコンティニュー時の時間が半減

前回の「レインボーシックスシージ」の時と同じく、「ファークライ5」ではPS4 ProよりもPS4の方が効果が高かった

 第4回の検証は、2018年3月29日に発売されたユービーアイソフトの「ファークライ5」だ。オープンワールドシューターとして人気の高い「ファークライ」シリーズだか、今回の舞台はアメリカ。カルト教団が支配している地域で、リーダーのジョセフ・シードをはじめ、彼のファミリー、信者たちと戦い、カルト教団を打倒していくことになる。

 いつでもどこでもゲリラ戦が始まるため気が抜けない。戦い方の自由度も高く、レジスタンス勢力を引き込んで戦ったり、野生動物の登場でいきなり戦いが始まるなど、クセのある雰囲気を楽しみながらプレイできる。本編とは違うアクティビティも用意されているので、広いフィールドをくまなく探検して、楽しむのもアリだ。

 今回の計測ではバージョン1.08を使用。ファイルサイズは34.78GB。ゲームを起動してメインタイトルが表示されるまでの「起動時間」と、タイトル画面からログイン後、コンティニューを選択してからゲームがプレイできるまでの「ゲームロード時間」の2つを計測した。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。HDDやSSHDはキャッシュを利用するため、1,2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。

「ファークライ5」バージョン1.08を使用。起動からメインタイトルが表示されるまでの「起動時間」を計測
ログイン後、コンティニューを選択してゲームがプレイできるまでの「ゲームロード時間」を計測

 プレイできるモードは、シングルプレイや2人での協力プレイか用意されているが、今回はシングルプレイで、序盤のセーブポイントから読み込んだ。オープンワールドなだけにロード時間が結構長く、どれぐらい短縮できるかがポイントとなる。

 結果、起動時間は約5~6秒短縮。ロード時間が90秒かかる点を考えると微々たるものだったが、ゲームロード時間のほうは、PS4もPS4 Proもほぼ半減という大幅な短縮を記録した。PS4、PS4 Proどちらも24秒短縮している。これだけ速くなるのであれば、ゲーム始まるまでロード時間にイライラすることも軽減されるだろう。リトライ時はここまで大幅な違いは見られないが、多少の短縮効果があったので、ゲームプレイに大きく影響を与えるはずだ。なお、よく使うファイルをキャッシュに保存するSSHDの特徴から、何度かプレイしないと効果が現れないこともある。

カテゴリートップへ

この特集の記事