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盗難や公衆Wi-Fi、旅先でスマホの安全を守るコツ

2018年07月13日 09時00分更新

文● せきゅラボ

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 世間はもうすぐ夏休み。旅行や帰省ではゆっくり休んでリフレッシュしたいものだ。とはいえ最近では、観光地でも、SNSを見たりネットサーフィンをしたりと、気がつけばいつもと変わらないという人もいるだろう。

 たとえばマカフィーが2017年に実施した、休暇中のユーザーの行動や考え方、個人情報に関するセキュリティーを理解するための調査「Digital Detox: Unwind, Relax and Unplug」(英文)によれば、現代人の生活パターンでは、休暇中もなんだかんだでオンラインになってしまいがちなことが明らかになっている。

 たとえば、SNSに限れば、アクセス衝動を1日以上抑えられなかった割合は調査平均で41%。特に日本は56%で調査国中最高だった。休暇中でも、人々は家族や友人とネットを介して繋がりたいようだ。旅先の風景をSNSでシェアしたり、LINEやメールで大切な人とコミュニケーションを取ったりと、一人旅にしても家族旅行にしても、スマートフォンやタブレットは現代の必需品といえそうだ。

 とはいえ、それらのデバイスには、さまざまな個人情報が入っている。当然、悪意を持った人間にしてみれば格好のターゲットだ。休暇で浮かれた心を狙った犯罪は多い。物理的な盗難はもちろんのこと、人気アプリをよそおったマルウェアなども流行している。気が緩みがちな夏休みとはいえ、セキュリティーに対する意識をおろそかにしてはならない。

 休暇シーズンはデバイスの盗難が増加するため、スマホをきちんとパスワードで保護しておく、外出する際は手の届く範囲に置いておくことが肝心だ。また、「iPhoneを探す」「端末を探す」といった端末の位置情報を調べるアプリをオンにしておけば、万が一、紛失した際に見つけやすくなる。

 また、ホテルや観光施設の公共Wi-Fiに接続する必要があるときは、そのWi-Fiが安全で信頼できるソースにつながっているか確認したい。悪意のある人間が、同じような名前のニセWi-Fiスポットを用意しているおそれがあるからだ。

 セキュリティーソフトのインストールも基本だが、スマートフォン、パソコンなどのソフトウェアをあらかじめアップデートしておくことも重要。もし外出している間に、OSやアプリの脆弱性をついた攻撃が流行した場合、ソフトメーカーがパッチやソフトウェア アップデートを用意しても、自宅と環境が違う場所ではアップデートしにくいことがある。

 楽しい夏の休暇が、悪意ある攻撃に台無しにされてはたまらない。セキュリティーの意識を高めるためにも、McAfee Blog「夏休みの家族旅行でデバイスを安全に保つ5つのポイント」を紹介しよう。

夏休みの家族旅行でデバイスを安全に保つ5つのポイント

 待ちに待ったフロリダでの休暇への旅の途中でこの記事を書きながら、高速道路を南下する何千台ものマイカーをふと眺めていると、今日のファミリーライフというものが映し出されています。ママはイヤホンで最近買ったオーディオブックに聞き入り、パパはカーステレオでお気に入りのポッドキャスターに相づちを打つ姿が見え、そしてティーンエイジャーの子供は後部座席で友達とスナップチャット中らしく、スマートフォンでメッセージを送信している様子です。そんな家族が当たり前のように、珍しくない光景です。

 私たち家族は、スマホに釘付けにならずにこの休暇を過ごすことができるでしょうか?もっとオフラインの時間を持ち、この瞬間をリアルに生きる方法は見つかるでしょうか?それこそがすべきことですが、とはいっても、時には誰でも例外なくテクノロジーに依存しなければならないのが現実です。

私たちとテクノロジーの現実

 デジタルデバイスのない休暇なんてほぼ不可能かもしれませんが、私たち家族は、いくつかの理由により、旅行中はオフラインでいることにしました。最初の理由は、当たり前のことですが、今を生きて一緒の時間を楽しむためです。旅行中使用を制限したいもうひとつの理由は、データやクレジットカード情報、デバイスの盗難などで家族旅行を台無しにすることが無いよう、安全のためにです。

より安全な休暇を過ごすための5つのポイント

1.デバイスを保護し身近に置く

 夏の休暇シーズンはデバイスの盗難が増加します。気もそぞろな観光客は格好のターゲットです。自分のスマホがきちんとパスワードで保護され、セキュリティ設定が更新され、スクリーンロックがオンになっていることを確認してください。外出する際は、自分のスマホ、タブレット、ラップトップ、携帯型ゲームデバイスを持ち歩くかホテルの部屋のセキュリティボックスに入れておきましょう。さらに、旅行中に必要のない電子機器は家に置いていきましょう。

2.「iPhoneを探す/端末を探す」をオンに

 これはあなたが思うよりずっと大きな問題です。電話をわざわざ失くそうという人はいませんが、注意をしていたとしても失くす人がいるのは事実です。繰り返し子供たちに「電話をなくさないように」と注意をすべきですが、万が一に備えて家族全員の携帯電話の紛失アプリー“iPhoneを探す”(iPhone)や“端末を探す”(Android)などの機能を有効にしておいて下さい。また、さらにモバイルセキュリティソフトを導入して一層のセキュリティ強化策を取りましょう。

3.公共のWi-Fiを使うときは注意を

 休暇中にホテルの公共Wi-Fiを使って電子メールや写真を送ったり、家族に関するデータを保存したりする必要があるときは、そのWi-Fiが安全で信頼できるソースにつながっているか確認してください。またその施設のWi-Fiの正確な名称を確認して利用するほうが良いでしょう。ハッカーは簡単に同じような名前の偽のホットスポット(疑似タワーと呼ばれる)を作ることができます。また、ホットスポットを使用する必要がないときには、あなたのデバイスが他から見られないように、「auto-join」のW-Fi設定をオフにしてください。Bluethoothも同様にオフにすることを考えてください。セキュリティをさらに確実にするには、米国内であれば米連邦通信委員会(Federal Communications Commission )の次の2つの指摘に留意しましょう。公共Wi-Fiネットワークを利用するときは、ネットワークを喪失させるために電話の設定を定期的に調整し、そのうえで再度ログインし直してください。そして、ネットワークの安全性を確認したい場合は、意図的に間違ったパスワードを使って公共Wi-Fiにログインしようとしてみてください。もし、接続されたなら、そのネットワークは安全ではないことを示しています。

 旅行の間、安全に保つ最もよい方法は、バーチャルプライベートネットワークつまりVPNを利用することです。当社の昨年の調査によると、Wi-Fiの安全性に関しては、回答者の58%がWi-Fiネットワークが安全で安心して使えるかどうかをチェックする仕方を知っているとした一方、半数未満(49%)は接続が安全かを確かめるのに時間がかかると回答しました。後者に入らないよう気をつけて下さい。

4.ソフトウエアの更新を忘れずに

 旅行に出かける前に、あなたのデバイスのすべてのソフトウエアのアップデートを確認し、アップデートを終えておくことをお勧めします。アップデートはときにセキュリティのバグを修復し、システムに生じたクラックを閉じ込めます。また、セキュリティソフトウェアを使ってあなたのデバイスを保護し、セキュリティを一層強化して下さい。

5.口座データへのアクセスを避ける

 休暇に出かける前に銀行口座の状況をきちんと確認・整理しておくことはいいことでしょう。旅行中にやむを得ず預金から送金したり、残高を確認する必要が生じた場合に、公共のネットワークを使用することになるため、ハッカーにあなたの口座情報を窃取される恐れがあります。あなたの家族の休暇を安全に過ごす最も重要な方法のひとつは、こういった問題についてしっかり認識していることです。休暇の旅行には、日常から離れた解放感といつもとは違う場所で過ごす緊張感があります。撮影した写真を送ったり、お金を送金したり、また時間に余裕ができると、不要な電子メールを整理したりすることもあるでしょう。私たちのほとんどは、特に子供は、自分たちの楽しい旅行計画を荒そうとするサイバー詐欺や窃盗を心配したりしません。旅行計画の際にほんの数分間、こういったことを考えたり対策したりすることに時間を費やすことで、あなたは何の心配もなく家族との時間を楽しむことができるのです。

※本ページの内容は、2018年6月16日(US時間)更新のMcAfee Blogの内容を一部編集しています。

原文:Vacation Checklist: 5 Easy Ways to Help Secure Your Family’s Devices When Traveling
著者:Toni Birdsong


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