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Google Speed Update、読込速度改善で検索順位上昇も

文●渡辺隆広/SEMリサーチ

2018年07月02日 02時55分更新

記事提供:SEMリサーチ

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Google はモバイルページの読込速度を自然検索順位を決める1つの要素(シグナル)として採用することを今年1月に発表した。スピードアップデート(Speed Update)と呼ばれるそのアルゴリズムの導入予定時期が2018年7月、つまり今月だ。

ページ読込速度とランキングのおさらい

Googleは今から約8年前の2010年4月にデスクトップPCのページ読込速度をランキングシグナルとして採用した(関連記事:Google、検索順位にページ読込速度の考慮を開始 [詳細版]が、そのモバイル版という位置付けだ。

基本をおさらいすると、原則的に検索クエリとの関連性(レリバンシー)が最優先であり、数百ものシグナルの1つに過ぎず、また極端に遅いページの検索順位を下げる性質のものだ。つまり速ければ速いほど検索順位が上がるわけではなく、Google は関連性を犠牲にして読込スピードが速いページの順位を優遇することはない。


スピードアップデートは段階的改善で検索順位が上昇?

極端に遅いページの検索順位を調整するという意味でデスクトップPCへの導入時と基本的に同じものと考えられていたが、先月29日に開催された Google Webmaster Central ハングアウト(Google社員のJohn Mueller]氏がウェブマスターからの質問に答える場)の説明によると、少しだけ違う点があるようだ。

9分9秒あたりからスピードアップデートについてMueller氏が回答を始めるが、スピードアップデートは速度を段階的に評価し、ページ読込速度が速くなることで Google もそれをより多く考慮し、徐々に改善(gradual improvements)することが”少しだけ”検索順位の改善につながると述べている。

[John Mueller]...And it's a bit different than the other speed update that we did, in general maybe seven eight years ago, where there's no differentiating between like fast and slow. It's more of a gradual scale. So the faster you can make your pages, the more we can take that into account. Ant it's not so much that it's too slow or it's fast enough. [Attendee] So gradual improvements can help me with my rankings ? [John Mueller] Little bit, yeah. [from 9m09s、English Google Webmaster Central IRL office-hours hangout, June 29, 2018]

現段階(2018年7月1日)時点でスピードアップデートの正式な導入時期は明らかにされていない(ハングアウトでも Mueller 氏は具体的な日時に触れていない)のでどの程度加味されるのかは不明だ。


Using page speed in mobile search ranking (2018年1月の公式発表)
https://webmasters.googleblog.com/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search.html

Chrome User Experience Report
https://developers.google.com/web/tools/chrome-user-experience-report/

Lighthouse
https://developers.google.com/web/tools/lighthouse/

PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/


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