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Windows Update中でも業務が止まらない

NTT Com、企業のクラウド利用に適した「OCN光 IPoEサービス」提供開始

2018年06月29日 14時15分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「OCN光 IPoEサービス」

 NTTコミュニケーションズは6月27日、企業向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」を開始した。

 イーサネットを使ってIPパケットを伝送するIPoE方式を採用し、IPv6通信およびIPv4通信の両方に対応。IPoE方式は従来のPPPoE方式より大容量化した設備を利用するため混雑しにくいネットワーク構成が可能なほか、一般のインターネットと分離することで高速で安定したインターネット利用環境を提供できるとしている。従来サービス比2倍の帯域設計となる「標準プラン」と、従来比6倍の「ワイドプラン」が用意され、とくにワイドプランではWindows Updateによる通信を業務用の通信から分離できるためWindows Update中でも安定した通信が可能という。

 利用に際しては、回線に接続するだけで必要な設定が自動的に行なわれるIPoE対応ルーターをレンタルで提供。利用用途に合わせて固定/動的のグローバルIPv4アドレスを提供、NTT Comのクラウド型セキュリティー機能をパッケージ化した「OCN光 IPoE vUTMセット」の提供も行なわれる。

 料金は月額制。フレッツ別契約型は4500円より、光回線一括提供型は9400円より(いずれも標準プラン/動的IP/税別)。OCN光 IPoEサービスの動的IPプランはすでに申し込みを開始している。固定IPプランおよびOCN光 IPoE vUTMセットの申込みは7月中旬を予定。

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