このページの本文へ

BenQの31.5型ディスプレー「EW3270U」でUltra HD Blu-rayを堪能

再生条件多めのUltra HD Blu-ray DiscをPCでサクッとみるならコレ!

2018年06月24日 10時00分更新

文● 林佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「STYLE-C13N-i3-UHS-BD」

 Ultra HD Blu-ray Discで映画が観たい。パソコンで観たい。そう思ったとき、2018年6月現在では縛りが多く、かつ下調べも大切だ。ひとつでも抜けがあると再生できないからだ。そのため、専用プレイヤーやXbox One sといった選択肢もあるのだが、パソコンであれば、Ultra HD Blu-ray Discの再生以外にもウェブブラウジングやOfficeでの作業など、1台で幅広く活躍してくれる。

4K HDR対応ディスプレーに接続してすぐ再生!
できると思ったら……

 ということで、前回に引き続き、ユニットコムの「STYLE-C13N-i3-UHS-BD」で、Ultra HD Blu-ray Discを楽しむまでをチェックしていこう。なお、4K HDR対応ディスプレーに接続してBlu-ray Discを入れるだけだろうとおもったら、そうでもなかった。

 おさらいしておくと、STYLE-C13N-i3-UHS-BDはキューブ型のBTOパソコンで、パイオニア製のBlu-ray Discドライブ「BDR-211JBK」を搭載。Ultra HD Blu-ray Disc再生を前提とした構成であるため、ゲーミングパソコンのように高い性能を有していない。

 Core i3-8100、8GBメモリー(4GB×2)、240GB SSDと割り切った構成。オプションで構成を変更できるが、ウェブブラウジングをしたり、ストリーミングサービスを楽しんだりするぶんには問題のないスペックだ。ただ愛用パソコンがすでにある場合は、レスポンスが気になるシーンはいくつかあたっため、ストレスを減らしたいのであれば、CPUのグレードを上げるといいだろう。あとはそのままでもOKなくらいだ。

 ディスプレーはBenQの4K HDR対応31.5型「EW3270U」を用意した。パソコン工房のウェブ通販サイトで5万9799円で購入できる。使用にあたり、パソコンと接続したあとは自動的に設定を行なってくれるため、とても楽な製品である。疑似的にHDR風にする機能もあるため、先にEW3270Uを購入し、それからパソコンといったルートもOKだろう。

 またOS側の設定でHDRをオンにしておけば、都度の変更は不要であるほか、直近の大型アップデートでSDRコンテンツの明るさ調整にも対応しため、フォルダを開くと白がまぶしくてつらいといった問題も解消されている。そろそろディスプレーを買い替えようかなと思っているのであれば、チェックしておきたい1台だ。

BenQの「EW3270U」

Ultra HD Blu-rayアドバイザーツールで再生できるかチェック
インテルのソフトウェアをインストールしたら再生可能に!

 さて。イメージとしては初期セットアップを終えたら即Ultra HD Blu-ray Discを楽しめると思いがちだが、タイミングによってはそうでもない可能性がある。まず、「Ultra HD Blu-rayアドバイザーツールをインストールし、再生可能かの環境をチェックしよう。なお、4K HDR対応のディスプレーだけでなく、HDMI 2.0対応のケーブルも必要となる。

なんて思っていたら、この通りだった。Intel SGXテクノロジーが使用できないという展開

 Ultra HD Blu-ray Adviserでエラーが出た場合は、その項目を解決しないとUltra HD Blu-ray Discの再生はできない。今回の場合は、ドライバーのアップデートタイミングが原因だったようで、インテルのサイト上から関連ドライバーを最新することで解決できたが、いくつか注意点がある。大半のドライバーはインテルのサイトからの検出で最新のものがインストールされるが、自分で探してインストールする必要もアリ。

 その対象となるのは、「インテルマネジメント・エンジン」。今回のケースではこれをインストールし直したら、Ultra HD Blu-ray Adviserはオールグリーンになった。ドライバーの日付的には、最新のインストールされているハズと思い込んでいたため、原因の特定までに時間がかかってしまった。

Intelのウェブサイトから「ドライバーおよびソフトウェア」に進み、「ドライバーの自動アップデート」を開始すると、アップデート対象のドライバーが表示される
インテルマネジメント・エンジンは、「ドライバーおよびソフトウェア」から「プロセッサー」に進むとリストのなかにある
オールグリーンになったところ。配線し直しやケーブルの確認、ディスプレーの設定見直しなどを含むと、3時間ほど格闘してしまった

 調べてみたところ、インテルマネジメント・エンジンを更新しなくても再生ができたケースもあるため、そのときの状況に左右されまくるものと思われるが、STYLE-C13N-i3-UHS-BDの場合は、とりあえず、インテル系ドライバーのインストールで解決できるし、開封即再生できるときもあるハズ。また、つねに最新であったほうが安心であるため、サポートから「インテルドライバー&サポート・アシスタント」をインストールしておくと、アップデートし忘れも起きにくいハズだ。

Ultra HD Blu-ray Discの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を再生してみたところ。再生中もファンの駆動音は静かだった
試用機の主なスペック
機種名 STYLE-C13N-i3-UHS-BD
CPU Core i3-8100(3.6GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD
内蔵ドライブ Ultra HD Blu-ray再生対応Blu-ray Discドライブ (Pioneer BDR-211JBK)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×8、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子×2、DisplayPort、アナログ6chサウンド(ライン出力、ライン入力、マイク入力)など
サイズ およそ幅240×奥行400×高さ203mm
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ