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「G-GEAR mini『バーチャルキャスト(β)』推奨モデル」はVRもゲームも快適なポテンシャル

2018年06月26日 11時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ジサトラショータ

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「G-GEAR mini GI7J-B92ZT/VC1」。ミニケースタイプで設置をしやすい

 先日公開された記事では、「G-GEAR mini バーチャルキャスト(β)推奨モデル」でバーチャルキャストを試したが、第2回は推奨モデルこと「G-GEAR mini GI7J-B92ZT/VC1」の性能そのものをチェックしていこう。本製品はTSUKUMOのゲーミングブランド「G-GEAR」の製品であり、バーチャルキャストだけでなく、もちろんPCゲームもプレイできる。

 本体は183×390×300mmのコンパクトケースを採用し、設置は容易なほうだ。とはいえ、前後左右から吸排気をするため、周囲にそれぞれ+10cmほどの空間は確保しておきたい。バーチャルキャストや配信まで考えると、PCには中〜高負荷が継続的にかかるので、PCの冷却には気を遣っておく必要があるわけだ。

小型ケースでは排熱への配慮が必要なため、本ケースはメッシュ構造を採用している

 インターフェース類は充実しており、フロント部にはUSB 3.1 Gen1×2、ヘッドフォン出力、マイク入力、背面にはUSB 3.1 Gen1×6、USB 2.0×2、PS/2×1、有線LAN、Wi-Fi通信用アンテナを備える。HTC Viveはもちろん、必要なUSB機器を多く接続できるほか、Wi-Fi対応でネットワーク環境も構築しやすいだろう。注意点は、グラフィックスの出力がDVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×3となっており、必然的にHDMI×1はViveに回すことになるので、手持ちのディスプレーがHDMI入力のみである場合は、DVI-DもしくはDisplayPortをHDMIに変換するコネクターやケーブルが必要になること。事前に自宅の環境がどの入力に対応しているのか、確認しておこう。

USB 3.1 Gen1×2、ヘッドフォン出力、マイク入力があり、電源スイッチも用意されている
USB 3.1 Gen1×6、USB 2.0×2、PS/2×1、有線LAN、Wi-Fiアンテナのほか、オーディオ入出力もある
側面もメッシュ構造で、サイドパネルを外せば内部にもアクセス可能

 なお、G-GEAR mini GI7J-B92ZT/VC1は、バーチャルキャストの動作を前提に既存のゲーミングモデルの構成を変更したものなので、BTOオプションでのカスタマイズには対応してない。スペックは以下のように固定されている。

「G-GEAR mini GI7J-B92ZT/VC1」の主なスペック
CPUCore i5-8400(6コア/6スレッド、2.8GHz~4.0GHz)
OSWindows 10 Home
メモリー16GB(DDR4-2666)
グラフィックスGeForce GTX 1060(6GB)
ストレージ500GB SSD
光学ドライブなし
販売価格14万5584円

 CPUはIntel Core i5-8400(6コア/6スレッド)。VR対応のゲームなどをする場合はもちろん、配信ツールを使うにも問題ない性能だ。最新世代でコア数が増加していることもあり、パワーが足りないと感じる場面は少ないだろう。

 グラフィックスボードは定番のGeForce GTX 1060(6GB)で、価格帯からすると妥当なチョイスだ。PCゲームなどでも最高設定で遊べるタイトルは多いほうだが、AAA級のヘビーなゲームタイトルでは画質設定を下げる必要が出てくる。もちろん、バーチャルキャストを楽しむ分には十分な性能で、またバーチャルキャスト以外のVRコンテンツも体験できるだろう。

 メモリーはDDR4 8GB×2。エントリーモデルのゲーミングPCは8GB採用モデルが多いが、このモデルはバーチャルキャストのような配信前提のアプリを想定していることもあって、メモリーを多めに確保しているのは嬉しい。

 ストレージは500GB SSDで、録画をしたり、ゲームをインストールしたりしていくと容量が足りなくなる可能性がある。ケース内部にストレージを増設することは可能だが、小型ケースであるため、その難易度は大型ケースと比べると高めだ。そのため、録画データやスクリーンショット置き場となる外付けHDDか、クラウドストレージサービスを用意しておくといい。

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