このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第131回

グレネード弾の空薬莢のリンクを壊してハンヴィーにばらまいてみました

2018年06月10日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2種類の弾が混ざってました

 リンクで隠れていた部分にはCASE CARTRIDGE M169という文字が書かれていました。これはこの40×53mmグレネード弾用薬莢の名称です。そしてその下にはACNで始まる数字とアルファベットが。

M169はこの薬莢の名称です

その下にはACNで始まる文字列が

 ACNは薬莢を製造しているAMTEC CorporationのAMRONという部門名のことのようです。その次の数字はハッキリとわかりませんが、84と89の2種類なので製造年かも。15個のうち、84が12個、89が3個ありました。その後ろの数字は調べてみたけど不明です。

 薄くて読みにくいですが上の方にも文字がプリントされていて、ちょうどACN84と89で違っていました。

ACN84~の12個は
CTG 40MM PRAC M385E4
AMM LOT MA-85D358-015

 ACN89~の3個は
CRTG 40MM HEDP M430
MA-90D051-002

 15個全部同じものなのかと思っていたのですが、2種類が混ざっていたようです。12個あったM385というのは演習弾。PRACはPRACTICE、つまり演習用という意味だと思います。

M385は演習弾

 3個だけあった方のHEDPはHigh-Explosive, Dual-Purposeの略で、High-Explosiveは榴弾のこと。日本語では多目的榴弾というらしいですが、Dual-Purposeは兼用とか両用って感じなので、対人・対装甲のどちらでも使えるという意味なのかなと思います。名称はM430。

 ちなみに40mmグレネード弾はほかにも高性能炸薬弾(HE)、催涙弾、発煙弾、マーカー弾、照明弾など、20以上の種類があるとのこと。5、6種類かなと思っていたので、全然多くてビックリです。

M430は多目的榴弾

 残りのリンクも全部カットし、さっそくハンヴィーの中へガラガラとばら撒いてみました。撃ちまくったあとの感じを出したかったんですが、写真を撮ってみたら集まりすぎててちょっと失敗。もっとバラけさせた方がそれっぽく見えますね。

ハンヴィーの中にばら撒いてみたんですが、まとまりすぎてしまいました

 欲しかった6連装グレネードランチャー用の46mm薬莢に比べて、買ってきた自動発射機用は53mmでちょっと長いし、リンクの跡がついてるし、15分の12が演習弾だしでいろいろ合わないところはあるけど、雰囲気的には全然オーケーなので大満足なお買い物でした。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ