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高性能なベアメタルと仮想化環境を統合

デイトリウム、物理サーバーのPostgreSQL動作をHCI上で実現

2018年06月06日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 2018年6月45日、デイトリウムはハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品「Datrium DVX」において、ベアメタルサーバー上でのデータベース動作をサポートした。第一弾としてOSSのPostgreSQLをサポートし、最大1800万IOPSと256GB/秒の書き込みに対応したペタバイトクラスのPostgreSQL環境を実現するという。

デイトリウムの「Datrium DVX」

 デイトリウムは高速・安定した仮想化環境とデータ保護を実現するソフトウェアを汎用サーバー上に搭載したHCIであるDatrium DVXを提供しており、複数のワークロードを高性能に提供できる環境を実現している。データの重複排除や圧縮、暗号化などをインラインで行なえるため、データを削減できるほか、システムのセキュリティも確保する。さらにバックアップもビルトインされているため、データの保護や災害対策も容易に実現できるという。

 今回、ベアメタルサーバー上のデータベース動作をサポートしたことで、すべてのデータをNVMeやSSD上に格納し、アプリケーションの処理速度を向上させる。また、利用効率の高い仮想化環境と性能の高いベアメタルを単一プラットフォームに統合し、多くのシステムを集約できるという。

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